エッグノック(eggnog)

IMG_1998カスタード味のスイーツを偏愛していながら、甘い酒ってのはどうもなあ、という葛藤から、毎年気になっていながら一度も味わったことも作ったこともなかったエッグノック。チャールズが毎年クリスマスになるとエッグノック、エッグノックとうるさいので、初めて作ってみました。もっと早く作ればよかった。もう危険な美味しさ。お酒だと思っちゃいけません。これはデザートです。
いつものようにグーグルの日本語版と英語版の両方で「エッグノック」と「eggnog」のレシピを検索してみたんですが、ちょっと面白い日米差を発見。日本ではエッグノックというのはホットドリンクとして認知されてるんですね。アメリカでは冷やして飲むものなんです。日本でエッグノックが主にホットドリンクとして認知されるにいたった理由はわかりませんが、これ、飲んでみれば明らかに冷たいバージョンの勝ちです。基本はミルクセーキあるいはカスタードソースにアルコールが入ったみたいなもんですが、ミルクセーキだってカスタードソースだって冷たいほうが美味しいし。
実は私もホットエッグノックが美味しいのじゃないかと思って、製作過程で温かいまま飲んでみました。家族にもサンプルを強要。で、まずくはないけど、なんだかな、な味なんです。特にアルコールがとがっていてツンツンする。ところが、これを冷やして、卵白のあわ立てたのを混ぜるともう別物のようにまろやかな味になって、危険危険。いくらでも飲めます。日本のレシピでは最後の卵白も入れてないのが多いけど、これがあるとないとでは大違いです。あと、生クリームをぬけば(日本のレシピは入れてないのが多い)、カロリーは抑えられるけど、どっちか美味しいかは、そりゃあ明白。こんなところでちょっとくらいカロリー抑えたところで意味ないくらい高カロリーなお飲み物ですから、ここは美味しさ追求ってことで。

材料

砂糖 大匙2~3
牛乳 1カップ

卵黄 2個
生クリーム 0.5カップ
ナツメグ 少々
バーボン 大匙3 (ブランデーやラムでもOK)

卵白 1~2個分
砂糖 大匙1~2

1.卵黄と砂糖を泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる。
2.牛乳と生クリーム、ナツメグを鍋に入れ、沸騰寸前まで温める。
3.1)に2)を混ぜながら少しずつ加える。
4.全部混ぜたら、再び鍋にもどして中火にかける。
5.わずかにとろみがつくまで火を通す。
6.バーボンを加え、荒熱がとれたら冷蔵庫で冷やしておく。
7.飲む直前に卵白に砂糖を加えて角が立つまであわ立てる。
8.冷やした6)に混ぜ込む。

ちなみにこのレシピはフードネットワークのアルトン・ブラウンのものを半量にして計量単位を日本式になおしてあります。それにしてもオンスだとかパイントだとか世界に通じない非科学的単位を使うのはやめてほしいぞ、アメリカ。やめる気はないらしいけど。エッグノックのレシピは大きく分けて、卵を煮るバージョンと生バージョンがあって、生バージョンのほうが簡単です。でもカスタードは煮たほうが美味しいと思う、私は。実は、このほかにものすごく気になってるレシピがあります。それは、生卵、酒類、牛乳、生クリーム、砂糖をまぜて、何週間もねかせて作るんです。すごく美味しいらしいんだけど、ちょっと挑戦する勇気がない。レシピはここです。
http://www.chow.com/recipes/10758-best-eggnog

誰かやってみて。

こねないパン

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混ぜるだけでできるパンです。しかも材料は粉、塩、イースト、水だけ。後はエナメル加工の厚手のダッチオーブン(ルクルーゼなど)が必要です。味は本格的なカントリーブレッド。ただし時間はかかります。発酵時間が12時間。でも焼きたては本当に感動的な美味しさ。外はカリカリでなかはもっちり。これを知ってから、まったくパンを買わなくなりました。
材料 
強力粉 (3カップ)*
塩 (小さじ1)
イースト (小さじ0.5 )
水 (1.5カップ)

*カップはアメリカサイズの1カップ=225ccです。

1.  大きなボウルに水以外の材料をいれてよく混ぜてから、そこに水を注いで、ゴムべらで粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

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2.ベタベタして、なめらかさのない生地ですが、これでかまいません。

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3.そのままラップをかけてキッチンに放置すると、3~4時間でこんな感じになります。

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4.夏場だったら8時間くらい、冬場は12時間くらいでこんな感じまで醗酵します。こうなったら一次醗酵終了ですが、この後何時間か放っておいても別に問題はありません。つまり醗酵時間は適当です。

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5.このパンを焼くにはエナメル加工の厚手のダッチオーブンが必要です。これを蓋をしたまま230度のオーブンで30分くらい空焼きして熱くします。

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6.鍋を空焼きしている間にパンを成形します。まな板でも天板でも適当なものに粉をたっぷりふっておきます。ふるというより広げるという感じ。

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7.そこにボウルで醗酵させた種をおきます。手を使うとくっつくのでゴムべらをつかってボウルからかきだします。

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8.手に粉をつけながら、丸くまとめます。そのまま2~30分二次醗酵させます。

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9.鍋が充分熱くなったら、鍋をオーブンから取り出し(ものすごく熱いので厚手のごっついキッチンミトンは必須です)、蓋をあけて、丸くまとめた種をいれます。ボトっと落とす感じです。多少変形しても焼き上がりは丸くなるので心配ありません。

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10.蓋をして、そのまま230度のオーブンで15~20分くらい焼きます。

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11.だんだんパンが焼けるいい匂いがしてきます。ここで鍋の蓋をとり、さらにキツネ色になるまで焼きます。5~10分くらいです。

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これはプレーンですが、ドライフルーツやナッツ、刻んだハーブやチーズを混ぜても美味しいです。そのときは一次醗酵させる前から混ぜ込んでおきます。