88歳マメ男 (2011年11月25日)

 今日はアメリカはサンクスギビング。ひたすら食べまくるというのがテーマの祝日です。短い休暇なのでシアトルの娘は帰ってきませんが、今年はチャールズの家族がうちに来ることになりました。チャールズ父、チャールズ弟夫婦、チャールズの姪、そしてチャールズの娘です。私の娘はシアトルで元夫のところ、チャールズの息子はチャールズ元妻のところ、チャールズ弟の妻の息子(それぞれ子連れ再婚)は父親のところというアメリカンな家庭の事情でできあがった構成です。
 チャールズ父(88歳)にはネットで知り合ったガールフレンド(82歳)がいて、もう2年近く週末同棲状態で暮らしているのですが、こういう家族が集まるホリデーにはそれぞれ、グランパ、グランマとしての役どころがあるので別々に過ごすことになります。で、今回驚いたのは、チャールズ父のマメ男ぶり。まず、我が家について数時間で、用もないのに彼女に電話。「もう着いたころだと思うから」。
 チャールズだって、そんなことしたことないのに(元夫は論外)というと、
「それは俺は心底、女(一般)が好きだからだ」と言われました。
 いつだって、男より女のほうが好きだった。昔、近所の人とかが集まるときも他の夫たちとスポーツの話なんかするより、女の人たちが集まってる方にいたかった。「男とつるむのなんか全然興味ないんだ」そうです。
 さて、夕食もほぼ終わりとなった頃、私はチャールズ父のガールフレンド手造りのおみやげのコーンブレッドを出すのをすっかり忘れていたのに気付いたのでした。もうみんなおなかいっぱいだから明日の朝食に食べようと言っていたら、チャールズ父は「俺は一切れ今、食べとく。後で電話でどうだったってきかれるかもしれないから」といって、しっかり食べていたのでした。
 宮本常一の『田舎源氏』(忘れられた日本人)を思い出しました。
 恐るべし88歳マメ男。

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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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