結婚式の王道(番外編:ゴルフナチ)

2010年7月26日
 さて、リハーサルディナーから一夜明けて翌日はいよいよ結婚式ですが、式は4時からですから、それまでは自由に過ごすことになります。昨夜の大雨が嘘のような晴天。はっきり言って尋常じゃなく暑い。
 その暑い中、チャールズの弟夫婦がゴルフをしよう、と言います。私はゴルフなんてしたことがありません。「誰もコースに出たことないんだから大丈夫」って、それのどこが大丈夫なんだ?が、チャールズは乗り気。「ずっと前に練習場でレッスンしたことがある」そうで、「一度コースに出てみたかった」のだそうです。結局、弟夫婦とその息子およびチャールズがプレイして、私はそれを見物することにしました。
 驚いたことにゴルフ場では、non-golferばっかり4人のグループと、正直申告しても受け付けてくれたのでした。9ホール1ラウンド1名当たり24ドル、ゴルフクラブのレンタルが1セット当たり15ドル。左きき用のクラブはボロいのしかないから只だそうです。おそらく日本に比べたらずいぶん安いのだろうと思います。
 が、もちろん全然大丈夫じゃなかった。進まない。そもそも4人というmaxの人数のグループで全員がおぼつかないんですから当然です。週末ですからティータイムは20分おきくらいに次のグループがスタートします。30分たっても1番ホールが終わらないので、ゴルフ場のスタッフがカートでやってきて1ホール「10分以内にするように」と注意されました。
 憤慨するチャールズと弟夫婦。「初心者が練習するチャンスがなかったら、上手くなれないじゃないか」「後のグループには先に行ってもらえばいいんだよ」と無視する。
 まあ、それももっともなんですが、1グループに先に行ってもらっても、2グループの間に割り込んでいる形になるのですぐに次が来る。結局次から次へと3番ホールにたどりつくまでに、すでに3グループに抜かれる。
 さらに、そこにゴルフカートに乗って子どもたちがやってきました。彼らはテニスをやっていたのですが、暑かったのでゴルフカードに乗って親を冷やかしにきたらしい。たちまち現われるスタッフ。「ゴルファー以外は立ち入り禁止」と注意される。
 が、そこで憤慨する子どもたち。「受付ではゴルフ場に出るならカートに乗っていけって言われたんだよ。ちゃんとお金を払ってレンタルしてきたのに」という。これもしごくもっとも。どうもゴルフ場現場スタッフと受付のコミュニケーションがうまくいってないらしい。
「ゴルファー以外は立ち入り禁止」といポリシーにより、実は見物人の私もマークされる。1回くらい代わりに打ってみたら、と言われてチャールズの借りたクラブを振り回していたら、またたちまち同じスタッフがカートをとばしてきて注意される。
「どうしてわかったんだよ?ウエブカメラで監視してるんじゃねえの?」とチャールズ弟。「1人よけいにプレイしてるわけじゃなくて、交代で打ってるんだからいいじゃない。これじゃ楽しめないじゃないの」と憤慨する弟嫁。
 受付では9ホールの所要時間はnon-golferなら2時間と言われましたが、2時間経過時点でまだ5番ホール。ウェディングに間に合わないので中途リタイアとなりました。
 コース途中から帰るためにカートでグリーンを横切っていたら、また例のスタッフが飛んできて「Are you lost?」と慇懃に注意される。
 実は、後からチャールズの従兄弟もこのゴルフ場スタッフに注意されていたことが判明。彼は、息子と一緒にグリーンで早朝にフリスビーの練習をしていたのでした(ふつう、怒られるだろう、それは)。チャールズと従兄弟は、このゴルフ場スタッフを「ゴルフ・ナチ」と名付けていました。きっと彼にしてみれば、私らはguests from hellなのであろうと思われます。
 
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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