結婚式の王道(その3:ブランチ)

2010年8月31日
 披露宴はたぶん深夜2時くらいまで続きました。たぶんというのは私たちは12時半くらいで切り上げて帰ってきたから。食事が終わって、ケーキがサーブされると、だいたい10時くらいから年長者や新郎新婦と関わりの薄いゲストから、くしの歯が抜けるように徐々に人数が減っていきます。その間もバンドは相変わらずガンガン演奏を続け、ダンスフロア(プラットフォームが組んである)も盛り上がっています。
 深夜近くなってバンドが終了すると、夜食に大量のマカロニ&チーズが出ました。この上まだ食べるのか?と思いましたが、若い人たちには大好評であっという間に食べつくされました。いつのまにか新郎新婦はジーンズとTシャツに着替えていて、ギターやハーモニカやパーカッションで両親、友人とりまぜてのセッション、となったあたりで私たちはリタイア。
 わざわざ遠くまで来てもらうのだから、ウィークエンドバケーションを楽しんでもらいましょう、というコンセプトのようで、結婚式の翌朝にはブランチとフリスビーゴルフというイベントもあります。
 翌朝、披露宴が行われたファームのテントには、豪華なブランチが用意されていました。来た人から勝手に食べて、帰途を急ぐ人はそのまま出発します。のんびりできる人にはフリスビーゴルフが用意されていました。2人の名前入りのフリスビーがおみやげです。
 フリスビーは最近若い人たちの間で流行りのスポーツで、エクストリームフリスビーという競技のチームが娘のハイスクールにもあります。クールな男子は大抵このエクストリームフリスビーをやっていることになっています。学校の課外活動の正式チームではなく生徒の自主運営であることもクールの要因なのだと思いますが、ともかくフリスビーはクールなスポーツらしい。
 エクストリームフリスビーのルールはサッカーと似たようなものらしいですが、このゴルフフリスビーというのは文字通りゴルフをフリスビーでやるようなもので、樹やゲートがホールの代わりになってコースが組まれています。これも、適当にやりたい人だけやることになっていますが、ほぼ若い人たちだけにまかせて、大人(中年以上)は木陰でのんびりお話。
 で、ここで初めて新郎新婦のいろんな話を聞いて、想像以上の逆玉ぶりにびっくり。新婦の曾祖母さんが、かつてこの辺の見渡す限りの土地を所有していたそうで、その大半を教会に寄付して残したのが、このファーム。ここまで来る道に他になんにもなかったのも道理で、何マイルも続く私道のようなものだったのです。いわゆる典型的なオールドマネーのお金持ちです。
 それにしても本物の金持ちというのは一見質素に見えるというのは本当だなあ、と思いました。しかも、みんなえらくフレンドリーでいい人たちなのです。世の中上を見ても下を見てもきりがありませんが、複雑な気分になります。
 ちなみに新婚旅行はメイン州の自転車旅行だそうで、風船だの空き缶だのいろいろぶら下げた自転車が用意されていました。2人の着ているタイダイのTシャツの背中にはJust とMarriedのプリント。なかなかほほえましい光景です。贅沢とは何ぞやということをしみじみと考えてしまいました。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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