結婚式の王道(その1:リハーサルディナー)

2010年7月26日
 チャールズの甥(姉の息子)の結婚式でニューハンプシャーに行ってきました。チャールズの甥っ子のお嫁さんは、彼がホンジュラスで教師(海外青年協力隊的な仕事らしい)をしているときに知り合った女性で、今は2人ともテキサスで教師をしています。ニューハンプシャーには新婦のおじさんのFarmがあって、そこで結婚式を挙げるというのです。
 チャールズ姉一家はオハイオに住んでいて、本人たちはテキサス、甥嫁の生まれ育ったのはコネチカットですから両家の親戚、新郎新婦の友人すべてが遠方から集結することになります。
 東京一極集中型の日本と違って、家族が全国各地に散らばるのが普通のアメリカでは、こういうケースはそう珍しくありません。ほぼ全員の出席者が泊りがけとなります。結婚式前夜にリハーサルディナーという夕食会もあるので2泊3日の旅です。
 ニューヨークからは車で5,6時間。まさにmiddle of no whereのなあんにもない田舎道を迷いながら宿泊先にたどりつき、あわてて着替えてリハーサルディナーへ。
 リハーサルディナーというのは結婚式前の親戚や親しい友人の顔合わせみたいなもので、結構フォーマルな形で行われます。チャールズは「リハーサルはいつするの?」ときいて笑われていましたが、結婚式のリハーサルをするわけではありません。
 リハーサルディナーは近くのレストランでやるものと思い込んでいたのですが、会場の地図に指定されていたのは結婚式会場とは別のfarm。それまで、素朴なウェディングを勝手に想像していたのですが、実は「素朴」なテイストの究極に贅沢なウェディングだということがこのあと徐々に判明していきます。
 親戚の宿泊場所となっていたのはゴルフリゾートで、そこまでは普通に舗装された道があるのですが、リハーサルディナー会場のファームもウェディング会場のファームも、そこからさらに山奥に進むことになり、いきない砂利道です。しかも結構な坂道。そして、もちろんその日はお約束の雨。
 前日まで晴天で「雨の確率20%しかなかったのに」ということでしたが、リハーサルディナーは雨。非科学的にちょっと責任を感じます。
 まあ、ともかく泥と砂利の道を不安になるくらい延々と進むとやっとあった「リハーサルディナーはここ」という立て札。ウェディング会場のファームはさらに奥ですが、この何マイルもの道そのものがファームの私道みたいなもので、途中には何もありません。
 リハーサルディナーは大きなBarnにテーブルをセットしてあり、ゲストも100名以上。相当大規模なリハーサルディナーです。新郎新婦にはこの日初めて会ったのですが、まさにhealthy and beautifulを絵に描いたようなカップル。いろんな意味で健康的で人当たりも良く、世の中にはこういう文句のつけようのないカップルっていうのがいるんだなあ、と妙に感心してしまいました。
 さて、Farmは農場と訳せますが、「自然に恵まれた広大な敷地をもつ農園風の別荘」という意味もあります。ここでのFarmは、後者です。新婦の叔父さんは農業を営んでいるわけではありません。広大な別荘をもっていて、新婦も小さい時からよく遊びにきていたということらしい。
 リハーサルディナーもウェディングも、ドレスコードはカジュアル。ジーンズやスニーカーじゃなきゃOK、男性もジャケット不要、と言われていました。カントリーウェディングですから。でも実は、ホテルのバンケットのブラックタイよりずっと贅沢なマーサ・スチュワート・パーフェクトなウェディングだったのでした。どうもチャールズ甥っ子は逆玉をゲットしたらしいのです。というわけで、その詳細は別項で。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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