怒りの日その2

8/19/2008
前の続きです。
 お洋服売り場、靴売り場、トイレ、試着室、と娘が出没しそうなエリアはしらみつぶしに探しましたが、いない。もう誘拐されるような年じゃなし、どこかにいるに違いありません。怒りにまかせて、大声で名前を呼ぶ。反応なし。とにかく入り口のあたりでも見てみようと、入り口に向かうと、なんと後ろから娘がのっそりと出てきました。
 「いるって言ったところで待ってることもできないのか、お前はいったい何才だあっ!この忙しいのに、どんだけ時間を無駄にしたと思ってんのっ!」と、怒りにまかせて日本語で怒鳴りつけまくる。私のただならぬ般若顔と大声に、当然周囲の注目を浴びる。これが娘にとっちゃ一番いやなはずなので、思いっきりやる。
 怒りながら次のお買物、ステープルズへ。毎年のことですが、夏休み後半のステープルズはすごい混雑。アメリカの学校というのは、毎年各教科担当の先生から必要な学用品リストというのが指示されて、それを各自が新学年が始まるまでに用意することになっています。去年は100ドル以上もする計算機でのけぞりましたが、今年だって、全部足せば100ドル近くなる勢いです。バインダーが何個も、それにデバイダーだの、ホルダーポケット、特殊なノート、その他いろいろ。毎年思うのですが、どうして、こう学用品を毎年新しくしなくちゃならないんでしょう。学用品一つにもやたらと使い捨ての金をかけるのはやめてほしい。
 で、細かい指定のある学用品をやっと揃えてキャッシャーへ。これがまた混んでいる。いや、並んでる人数はたいしたことないんですけどね、全然進まない。のぞいてみると、もうスローモーションのように一つスキャンしては袋に入れというのを、のんびりとやっている。客それぞれがカートにいっぱいの買物をしてるんですから、これでは進まないはずです。
 やっと順番がまわってきて、商品をカウンターに乗せていく(アメリカでは買物カゴやカートから商品を出してカウンターに乗せるのは客の役目、詰めるのはキャッシャーの役目)。なにしろたくさんあるので、カウンターに乗りきらない分を両手にかかえながら、空になったカートをキャッシャーの向こう側に移動して、キャッシャーが詰めてくれた袋を乗せるべく、娘に「ちょっとカート動かして」と指示する。
 で、商品がスキャンされていくのを確認しながら、そろそろ袋がいっぱいになってきたので「カートに積んで」と言おうと思って振り返ると娘がいない。しかもカートもない。なんと、娘はカートを押して外のカート置き場に片付けに行ってしまったのでした。
 また、大声で娘を呼ぶ。「カート持ってきなさいっ!いそいでっ!何やってんのいったい。カートがなかったらこの荷物どうすると思ってんのっ!」
 娘の言い訳「お母さんがちゃんと言わなかったから」。
 「頭を使えっ頭を。言われなくてもそれくらい気がつくのが当たり前でしょっ!お前の頭にはおがくずがつまってんのかあっ!」
なおも「ちゃんと言わなかったお母さんが悪い」と言いつのる娘。
 「普通に考えればわかることまで、いちいち指示がなきゃできない人間なんて何の使い物にもならないだよっ!そんなやつは、あのどんくさいキャッシャーみたいにしかなれないんだからねっ!」
 ああ、もうどいつもこいつも。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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