大変な日

2/1/2010
年が明けてちょっと暇だったと思ったら、月末になってとてつもなく仕事が増え、とにかく仕事をいただいた時が稼ぎ時のフリーランスですから、今週末はお休みもなく昼夜もなく、眠気が極限にいたるまでみっちりと働いて寝て、目が覚めたらお仕事というパターンです。
とにかく締め切りに間に合いそうなめどもついて(全然終わっちゃいないが)一安心で寝たのが土曜深夜。今日はゆっくり寝ようとまどろんでいた日曜の朝8時半頃、朝が弱いことにかけては誰にも負けない(自称低血圧の)チャールズがむっくり起き上がって、90%寝ている顔でトイレに行った。再びまどろんでいると、バスルームからタンスを2階から落としたようなものすごい音。バスルームには倒れるものなんてないはずなのに、と寝ぼけまなこのまま、様子を見に行ったら、チャールズがバスルームの床にまっすぐに伸びていました。
まったく血の気のない顔で頭の下には血がどんどん水たまりのように広がっています。目は開いていて意識はあるようなのに、「大丈夫?」ときいても答えない。呼吸はしているようだからハートアタックではあるまいし、ストロークのようにも見えないけど、それならなぜこんなに反応が鈍い?それにしても頭からの出血もすごいので、救急車を呼びました。
気が転倒している上に起きぬけで頭が回らない。チャールズもパジャマですが、私なんか2日間は確実に着替えてないユニクロのヒートテックの下着1枚だ。これじゃ救急隊がきても困るのであわててタンスの一番上のものを着込む。救急隊が来るまでにドアを開けておこうと寝室からでると、なんと猫たちがクローゼットのドアを自分たちで開けて(どうやって開けたのかは不明)キャットフードの袋を破いて盗み食いをしている最中。そこら中カリカリだらけ。どうして今日?どうして今?とにかくキャットフードを猫皿に少しあけて、袋をまるめて手近の別のクローゼットにしまいこむ。
救急隊員が来たころにはチャールズの意識もだいぶはっきりしてきて、まともに受け答えをしているようで、どうやらとんでもないことではなさそうだ、とは思いましたが、相変わらず顔は血の気ゼロ。
ストレッチャーでチャールズが運びだされるところに運悪く帰ってきたのが、ゆうべお友達の家にお泊りしていた娘。友達の車で送ってもらったら、家の前に救急車やらパトカーやらがワサワサいるんだからそりゃあパニくります。このあたりは消防も救急もボランティアの消防団なので、救急隊員も招集がかかるとそれぞれの家から来るらしく救急のマーク付きの車が4台も5台も並ぶことになるのです。良く見れば、患者搬送用の本物の救急車は1台なんですが。で、なぜかわからないけどおまわりさんも来ました。救急車が呼ばれるともれなく付いてくるらしい。全然必要ないけど。
チャールズはエマージェンシールームのある病院に搬送され、私はそれを自分の車で追います。救急車というのは片道サービスですから一緒に乗ってしまうと帰れなくなるからです。追うといったってこちらは信号でもちゃんと停止する一般車ですから遅れて着くことになります。
病院のエマージェンシールームでは、チャールズもすっかり意識が戻っていて、顔色にも血の気が戻っていました。結局、倒れたのは急激に血圧が下がったため、俗に貧血(鉄分不足じゃなくて)といわれるものだろうという診断でした。その原因のフォローアップは必要だけど、とりあえずの心配はなかろうと午後には帰ってきました。
思ったよりもひどかったのは頭の傷で、エマージェンシールームでも出血が止まらず、8針のホチキスどめ。それだけ強く頭を打っているわけですから、その影響は心配ですが、とりあえずは一安心です。
このあとは保険屋と病院との請求書と支払いのめんどくさいやりとりがあるわけですが、まあそれは本人がやることだし。
それにしても、チャールズが1人で暮らしてなくて本当に良かった。
で、家に帰ると家の中はすごい状態。ストレッチャーを階段から2階に通すために色んなものが動かされ、なんだか引越しの後みたい。その上、少し前に雪が降ったので外には凍結止めの塩がみっちりまかれていて、それをみんなが靴につけて持ち込む。パラメディックスタッフはもちろん靴なんて脱ぎませんから、それはもう悲惨なことに。
よし、気合を入れて掃除だっ、と掃除を始めたら、リビングルームのカウチに猫の大ゲロ発見。新しいクッションにも出しっぱなしだったひざ掛けにもびっちりと。どうして今日?
カウチのスリップカバーもクッションのカバーもみんなはがして洗濯だ。
バスルームのそうじは意外に楽でした(タイルだし)。タイルの目地の血はどうしてもシミになってしまいますが、そのうちに色もあせるだろう。
トイレで失神するっていうのは、排尿によって血圧が下がるのでよくあることなんだそうですが、日本のトイレなら壁に囲まれてますから倒れたところでそう大怪我はしないでしょうが、こちらのバスルームはバスタブやシャワーが一緒ですから、倒れたら本当に危ない。床直撃も怖いですが、バスタブのフチやシャワーのガラスドアも相当危険。おきぬけのトイレは気をつけよう。
 
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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