ジェイコブス・ピロー・サマーフェスティバル

8/19/2008
 週末にJacob’s Pillow Danceに行ってきました。Tanglewoodのモダンダンス版という感じのサマーフェスティバルで、モダンダンス界では大変有名であることを知ってはいたのですが、これまで実際に行ったことがありませんでした。
 で、ニューヨーク郊外に引っ越して15年、これまで行かなかったことを後悔しました。モダンダンス・ヘブンです。場所はマサチューセッツのバークシャーでボストン交響楽団の夏拠点タングルウッドから20分くらいのところ。車以外のアクセスがないのが難点ですが、行ってみたら我が家から2時間強。考えようによってはマンハッタンに行くより楽なのでした。
 ジェイコブス・ピローは、山の中のニューイングランドの中にあり、建物はファームハウスを改造したような趣。アンドリュー・ワイエスの世界です。こぶりのモダンダンスシアターが2つあり、夏の間はそれぞれに週がわりで公演がかかります。その他に野外ステージがあり、ここでの公演は入場無料。この野外ステージのセッティングは感動的な美しさです。説明するよりウエブサイトで写真を見たほうがわかるかも。
http://www.jacobspillow.org/home/inside-out-artists.asp
モダンダンスという業界のサイズを反映して、タングルウッドにくらべるとずっとこじんまりしていますが、かえってインティメイトでいい感じです。あと、ダンスのビデオアーカイブや書籍を勝手に見ることができる資料ルームもあります。当然ですが、現役ダンサー、修行中ダンサー、元ダンサー、アマチュアダンサー、その他いろいろなダンス関連の人々であふれています。その人たちが、ダンスに浸ってられるのがうれしくって仕方ないというオーラを発しているのが、すごくいい。ダンスが好きな人なら1日いても飽きません。
 ジェイコブス・ピローはテッド・ショーンというダンサーによってもう70年以上も前に設立されていて、サマー・フェスティバルの歴史もかなり長い。小ぶりとはいえ、2つの劇場は満席、野外コンサートも人がいっぱい。ダンス業界以外の普通の観客がそれだけいるわけです。こういうところは、アメリカのパフォーミングアーツの層の厚さを感じさせます。
 で、公演そのものについては、次につづく。
広告

投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中