疲れた

8月9日
 日本から戻って1週間。時差ボケの揺り返しです。時差ボケは歳をとるにしたがって調整に時間がかかるようになりますが、ここ数年、1週間目くらいに時差ボケの揺り返しが必ず来ます。特にこっちに戻ってきた時がひどい。帰りついた当初は家の雑用も仕事も山積み状態なので勢いでガーッ治った気になるのですが、ちょっと落ち着いた頃に昼間に猛烈に眠くなります。外に出てるときはいいんですが、パソコンの前に座って仕事をしてる時は眠くなったら機能しません。昨日がそれで1日寝たり起きたりしながら仕事をしてました。
 
 私は家に着いた瞬間から日常の家事や仕事に戻るわけですが、娘はまだまだ長ーい夏休みの中盤です。毎日、友達の家をわたり歩いています。仲良しの友達何人かが集まってお泊りするらしいのですが、娘はその中に居続けを決め込んでいます。誰かのお母さんが迎えに来るとそれに便乗して、次はその子の家に泊まるというボヘミアン状態。一緒に行動しているお友達の顔ぶれは変わっているのでしょうが、家の娘だけはいつもいる、ということらしい。「今夜は、○○の家に泊まるから」と電話が来るまで、どこの家に泊まるのかわからない。東京と違って、子供たちは親の車に乗らない限りどこにも行けないので、否が応でも大人の監督下にあるという点では安心ですが。
 
 猫2匹は、私たちの留守中も元気で、相変わらず何事もなかったような顔をしていますが、久しぶりに毛すきをしていて、おボーが毛玉だらけなのを発見。おスモー(グレイの方)はいつも艶のあるベルベットのような毛並みなのにおボーは前から毛艶が悪い。最近、ことにボコボコしてるなあ、とは思ってたのですが、まさか短毛種の猫に毛玉ができるとは。長毛種ならともかく、そもそも駄猫は自分でする毛づくろいで十分なはずじゃないのか。おボーは猫のくせにろくに毛づくろいをしません。おスモーがおボーの毛づくろいをしてやってるのはよく見ますが、反対は見たことがない。そのせいかおボーに触ると、おスモーの10倍くらい毛がつくのですが、ここまで怠け者だったとは。毛玉とりをしようとすると暴れるので、娘が戻ってきてから2人がかりでやらねば。
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ご利用できません。

7月30日
 
 今回東京に来て、JR駅の工事中の階段に「ご利用できません。」と掲示されているのを最初に見たときは、変な日本語書く駅だな、と思いました。が、そのうちに私鉄地下鉄も含めて駅からデパート、ホテルまでみんなどこでも同じ表現だということに気づきました。駅のアナウンスも同様です。私が正しいと思っている「ご利用になれません。」の方が絶滅してるようなのです。
 私は言語は常に変化するのが当然と思っているので、「正しくない日本語がけしからん」などというつもりは毛頭ありません。文法的にどうこうよりも、だいたい50%以上の人が使うようになれば、それはもう間違いじゃないし、80%以上の人が使うようになれば、それがスタンダードな表現だと思ってます。ら抜き言葉とか、「~の方でよろしかったですか?」という接客表現とか、話題になった言葉については結構把握してるつもりなのですが、実は静かに確実に進行している変化には意外に気づいてないものがあるのかも。
 20年前は確かに駅のアナウンスでも「ご利用になれません。」と言っていました。今は「ご利用できません。」がスタンダードになってるのでしょうか。それともただ偶然目についてるだけなのか。これもプチ浦島現象でしょうか。
  

かばいち

7月30日
 
 東京最後の週末は、劇団河馬壱の公演。学生時代の芝居仲間が始めた劇団で、私が参加していたのは最初の数年間だけですが、小規模ながら、もう四半世紀以上も続いています。河馬壱の公演は、毎年夏の里帰り一番の楽しみで、今年は金曜日の初日は受付雑用の助っ人に行き、楽は例年通り打ち上げまでフルに楽しませていただきました。
 年々、学生時代の仲間の同窓会的な楽しさが増してきているということもありますが、芝居そのものが私にはとっても面白い。これからのライブパフォーマンスは、ローカル性こそが命であると思っているのですが、その意味で河馬壱は私にとってローカル度を極めた劇団です。世間一般に広くどなたにもお勧めします、というものではありませんが、感性のローカルの位置が近い方はかなり楽しめます。出演者を個人的にご存知ならさらに楽しめるという今様の地芝居です。
 

大阪遠征

7月26日
 
 大阪に日帰りで行ってきました。松竹座で仁左衛門観るのと大阪の友達に会うのが目的です。
松竹座は、歌舞伎座ほど間口がだだっ広くなくて観やすい劇場です。良い席はとれなくて(発売初日から既に良席はなかった)1階後ろの方だったのですが花横だったので至近距離で仁左衛門のきれいな顔を拝めて寿命が延びました。
 海老蔵ケガ休演で、鳴神は愛之助代役。これがなかなか良かったです。愛之助を観るのはほぼ初めてに近いのですが、仁左衛門そっくりなのにビックリ。このそっくりぶりは前々から有名なことらしいのですが、それにしても声なんて瓜二つ。素顔を見ると似てないのに化粧した顔もそっくり。遠くから見てるからよけいそっくり。若い頃の孝夫(仁左衛門)の鳴神見てるようですごく不思議な感じでした。鳴神はいいんですが、絶間姫の孝太郎は、あまりにも役柄にあってなさすぎ。孝太郎を観ると私はなぜか杉村春子を思い出します。血のつながってない仁左衛門と愛之助が瓜二つで、仁左衛門の息子が杉村春子似ってのも妙なもんです。孝太郎も油地獄のお吉みたいな役はきっといいのだろうけど。
 目当ての仁左衛門の知盛は素晴らしかったです。血まみれ知盛は本当にゾクゾクするほどの迫力と美しさ。義経の海老蔵の代役は薪車。この人は並び大名とかその他大勢みたいなので並んでると「いったいこれは誰?」と思うような光輝く美しさなのに、どういうわけか大役で出てくるとその輝きが失せてしまう。役者の魅力っていうのは不思議なものだと思います。
 夜は大阪の友達と久しぶりに会ってお好み焼き屋へ。それにしても大阪の町っていうのはたこ焼き屋やお好み焼き屋が異常に多い。なんばの繁華街を歩いていると3軒に1軒は粉系の食べ物屋。食後は丸福という老舗コーヒー店へ。「ここはホットケーキが名物なんや。あ、これも粉もんやな」という友人推薦のホットケーキまで食べて粉もん三昧の夜でした。大阪の粉もんは、どれも大変おいしかったです。
 

歌舞伎はしご

7月24日
 
 計画外の国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に行く。フルタイムで仕事してる人には迷惑な11時開演という歌舞伎の上演時間は子持ちのフリーランスには便利な時間です。夜だと事前のセットアップが大変だけど、昼ならちょっと空いた時間に行けます。しかも鑑賞教室は安い。1等でも3800円。ただし直前予約だけあって席は2階4列目。役者の表情はほとんど見えません。演目は野崎村ですが、こういう地味な芝居で遠目だと眠くなります。
 鑑賞教室は短いので、終演してもまだ1時半前。で、突然思い立って銀座にまわり、歌舞伎座の幕見に行く。十二夜の昼の部の大詰、1000円。これはもう表情どころか、豆粒状態ですが、大掛かりな芝居なので、それでも結構楽しめます。お買い得感はこの幕見が一番でした。
 

忙しい1日

7月19日
 
 娘とその友達、さらに従兄弟の娘2人の女の子4人を引率してジブリ美術館へ。日時指定の前売り制なのにすごい混み方で消耗する。その帰りに井の頭線の改札口で中学の同級生にばったり出会って驚く。それから、化粧品を買いに東急デパートに行ったら、最初に勤めていた会社の同僚に20年ぶりに出くわす。薄気味悪いくらいの偶然の連続。
 ちょっと時間が余っていたので、老眼鏡を買いに眼鏡屋へ行く(アメリカの眼鏡フレームは私の平面的な顔向きのものが少ない)。子供の頃から視力はいいので初めて眼鏡用の検眼というのをしたら、すべての数値が0(というのがパーフェクトなんだそうです)で、30年眼鏡屋をやっててパーフェクトスコアを初めて見た、と眼鏡屋のおじさんに感心される。が、老眼は別で、これじゃあ眼が疲れるでしょう、と言われる。はい、とっても疲れます。これで、少し眼が楽になるといいな、と。
 夜は、区の文化協会主催の芝居を観に行く。風間杜夫アーカイブスシアター「黄昏にカウントコール」。たまたまスケジュールが開いてたし、前日に電話したら、まだ最前列がありますっていうし(ここにちょっと危険を感じないわけでもなかったけど)、近くでやってるので観に行くことにしたわけですが、幕が開いて5分で帰ろうかと思いました。でも、せっかく4500円も払ったんだからと最後まで観たのですが、やっぱり入らない芝居には理由があるってことを再確認。イタイ芝居でした。杉並区も税金使ってこういうものやっちゃいけないと思う。こういうのを観ると、歌舞伎は安いかもと思ってしまいますね。
 

日本ツアコン2週目

7月16日
 
 さて、東京も2週目。毎日毎日、昼も夜も宴会状態で、ちょっとやそっと歩いたくらいじゃ追いつかないことになっています。で、弟嫁推薦のビリーズブートキャンプをやってみました。日本では馬鹿はやりのようですが、アメリカではそれなりに売れてるんでしょうが、私はまったく知りませんでした。で、やってみたらきついのなんのって。ここ2年ほど毎日30分ステアマスターと15分のウエイトをずっとやってますが、ブートキャンプはそれどころじゃなくきつい。筋肉痛で椅子から立ち上がるのも不自由だ。こんなきついエクササイズがメタボ仕様になってる中年の日本人の間でどうして流行るのか不思議。みんなほんとにやってるんだろうか。怪我とか故障とかしないのだろうか。思いっきり膝とかやられそうだけど。
 やっと晴れた連休最終日は浅草見物。子供らは英語解説付きの人力車に乗って、私より詳しい知識を得てきました。リキシャのお兄さんは五十の塔の由来から花屋敷のジェットコースター、日本のヤクザ、あのウンコビルにいたるまで幅広く英語で解説してくれたようです。英語解説付きも料金体系は同じなのでお得。外人接待にはおすすめです。