お友達

わたしの住んでいるコンドは、一応猫の放し飼い禁止になってますが、ウロウロしてる猫はけっこういます。わが家の猫は動物愛護団体の人からもらってくる時に外出禁止猫にすることが条件でした。人にやった猫の生活など管理できるわけではありませんが、その動物愛護グループは「外をうろつくのは猫が病気になるもとだから猫のためにならない」という方針だったようです。ですから、うちの猫たちは生まれたときから外出したことがありません。
私は外を自由にうろついてこそ猫の生き方、それで事故や病気で早死にしたとしても、そのほうが幸せなんじゃないか、と思っています。が、猫のドアマンになるのがめんどくさい、とかノミだの病気だの持ち込まれてはいやとか、長期に留守にするとき困るとか、猫のためよりも私の都合により、うちの猫たちは純粋箱入り猫となっています。だから、自由にうろついている猫を見かけると、うちの猫がちょっと可愛そうになります。
このところ、うちのデッキまで遊びに来る外猫がいます。おスモーとおボーと網戸ごしに見つめあってます。鼻面がつきそうなほど近づいても、2匹ともフーともシャーとも言わないし、シッポもふくらまないので、これはメスに違いないと思っていました(うちの猫は2匹とも去勢オス)。遊びに来るたびに、見つめあう猫たちをほほえましく思っていたわけです。で、何度も遊びにきて、うちのデッキは自分のテリトリーと心得たらしく、すっかりくつろいで毛づくろいなどはじめ、ひっくり返ったところをみたら、オスでした。うちの猫たちには縄張りの意識がないんだろうか。それとも網戸一枚が結界になってると、猫というのはこんなもんなんでしょうか。
グレーの猫がうちのおスモー、茶トラとシロの猫は色はちょっとうちのおボーに似てますが、遊びにきた外猫です。
もう1枚の写真は、最近わたしと娘が凝っているブラックベリー。ニューヨークと隣のニュージャージーがブラックベリーの全米一の産地なんだそうです。短い時期しか出回りませんが、すごく美味しい。ベリー類の王様だと思います。頭は、猫のくせに野菜を食べるおスモー。チェックしてましたが、さすがにフルーツは食べません(すっぱいからだと思う)。

復活

何週間もアクセスできずに、ほとんどあきらめていたこのブログにひさしぶりにログインしてみたら、入れました。なんだかリニューアルされてるようで、これまでアクセスできなかったのはほぼMSNの問題だったようです。こういう安定しないサイトからはお引越しすべきなんだろうけど、それが面倒なので、ここが使えない間に日記を続けていたミクシから抜けてるぶんを、とりあえずコピーしました。
ミクシを使い出したら、友人知人への近況報告としての日記としてはミクシの方が使い勝手がいいことが判明。私の友人知人の方でミクシの方でごらんになりたい方はメールをください。

ドレスコード

6/2/2007 ドレスコード
6月に入り、さすがにニューヨークも夏らしくなってきました。木が日に日に鬱蒼としてきて、いつも車で通ってる道が違う道みたいに感じます(このあたりは田舎なので道の両脇はほぼずっと林)。
子供たちもみんなショーツで学校に行くようになりました。が、学校には一応ドレスコードがあって、腿の真ん中より短いショーツやスカートはいけないことになっています。が、誰も守っちゃいないようです。そもそもそういう半端な長さのショーツというのはほとんど売られていない。で、シャツはスパゲティストラップ(いわゆるキャミソール)はいけないことになってますが、これもみんな着ていて、その上になにかを羽織っています。このあたりは夏でも朝は肌寒いので必要でもあるのですが、うるさい先生のクラスでキャミソールを隠すためにも着るらしい。このドレスコードでうるさく注意する先生っていうのはベテランの女の先生だけ。まず非常勤の先生は何にも言わないし、新米の先生も何にも言わない。これはわかりやすい。でも、男の先生はベテランから新人まで誰も何にもいわないのはなぜかというと、「だって、ショーツの長さとかストラップとかじっくり見てたらセクハラって言われちゃう」からだそうです。そんな意味ないドレスコードなんてやめちゃえばいいのに、どの公立学校にも一応はドレスコードがあるのもまたポリティカリーコレクトネスゆえなんでしょうか。
冷房がんがんきかせてスーツ着てるよりは冷房なしでショーツとキャミソールの方が理にかなってると思うんですが。

関西弁とアメリカ弁

5/31/2007 関西弁とアメリカ弁
メモリアルウィークエンドが過ぎてアメリカは正式に夏です。メモリアルデーだのレイバーデーだの主要ホリデーには、シティに住む日本人の友達がいつも泊りがけで遊びにに来てくれます。今年も例年通り、気の置けない友人とのんびりと連休を過ごしました。
ところで、話は変わりますが、うちでは夕食後によくミルクティを飲みます。娘が好きなのでなんとなくそうなったのですが、娘が「ミルクティ」というと、どういうわけか関西弁のアクセントになります。アメリカにはMilk teaという言葉はないので(ミルクティはtea with milk。milk teaでは多分通じないと思う。試したことはないけど)、娘はこれを純然たる日本語として発しているわけです。わたしは東京出身だし、関西弁を話す日本人が身近にいたわけではありません。私の気のせいかと思ってもいたんですが、ウィークエンドに遊びに来ていた関西出身の友人が娘の発音するミルクティを聞いて同じことを言ったのでどうやら間違いないようです。
この友達は私と話すときに関西弁を使うことはありませんが、本人は東京弁のつもりで話していてもちょっと違うのがミルクティとかタクシー。セクシーもそうだな。かつては、よくそれで、この友達をからかっていたものでした。アクセントの位置が違うというほどでもない微妙なものなんですが。
で、面白いので、娘にタクシーとセクシーを日本語で(日本風の発音で)言わせてみました。そうしたら、なんとこれもその友人が言うのとそっくりな微妙な関西弁。不思議。

高齢出産

5/24/2007 高齢出産
今朝のニュースでニュージャージーで63歳の人が双子出産という話を聞きました。アフリカの高齢者専用不妊治療センターで妊娠というから(もちろん他人の卵子使用)、お金持ちなんでありましょうが、それにしても、子供がハイスクール卒業したら80歳だよ。理解できない。
お父さんの場合にはたいいて珍しくもない年齢だから、こんなことに驚くこと自体がセクシズムのダブルスタンダードなのかもしれませんが、まあ、お父さんの場合はほぼ例外なく相手が若いのでお金さえ潤沢にあれば心配は半分だ。これが2人して年寄りとなるとなあ。あと15年もすれば、80歳の母親を持つティーンエイジャーという恐ろしい組み合わせができるわけですね。他人事としては見てみたいものです。

コーラスコンサート

5/23/2007 コーラスコンサート
娘のミドルスクール最後のコーラスコンサートがありました。前にもブログ日記で書きましたが、娘の学校の音楽はオーケストラ、バンド、シンセサイザー、コーラスからの選択になってまして、コーラスは楽器脱落組の吹き溜まりです。
中には本当にコーラスが好きな子もいるのでしょうが、娘を含め大半の子供がやる気に著しく欠けています。男子合唱の「プリティーウーマン」なんかすごかった。ハーモニー以前にメロディーがない、リズムもない、お念仏みたいなコーラスです。そもそも声変わりでろくに声が出ない年頃の男の子が投げやりにやってるんだから当然です。
女子は人数が多い分、ソロを歌う子なんかはかなり上手かったりするんですが、やはり数からいったら娘のような投げやり口パク派がマジョリティー。その中でも特にうちの娘のやる気のなさは突出しています。やる気がないもの、嫌いなものに対する態度がはっきりしている娘は、当然先生のおおぼえも大変悪い。何かというと怒られ、成績表にはちゃんと歌ってないと書かれてきます。娘は「なぜ音楽やアートや体育を選択にしてくれないんだ?」と言っていましたが、私もこの点では珍しく娘に同感。
やる気のない子が大多数では本当にコーラスの好きな子がアンサンブルを楽しむチャンスを奪っているようなものです。スポーツのチームにやる気のないドンくさいやつが大勢いるのと同じです。学校の授業で余計嫌いになることはあっても好きになることなんか有り得ないんだから、時間とお金をかけて授業に組み込むなんて愚の骨頂。主要教科以外は好きな子だけがやればいいんです。
私は音楽は好きでしたが体育で似たような経験をしているのでよくわかります。もし学校で体育が必修じゃなかったらここまでスポーツを嫌いにはならなかったと思う(私は体育の成績が2、休んでたわけでも病気だったわけでもないけど2。運動会でわくわくした記憶など1回もない)。体育っていうのは「健康的な運動習慣を身につける」というお題目のうえに音楽や美術以上に長く必修としてつきまといますが、12年間にわたって週に何時間も嫌な時間を過ごしたことが私にとって何一つ役立っていないことは自信を持って言えます。
うちの娘だって、嫌々やらされてなければ、コーラスに対しても音楽に対しても、大人になって再び出会うまでニュートラルな関係が持てたはずなのに、もう「嫌い」が奥深くインプットされてしまっています。クラシック音楽の観客減少は学校の音楽必修システムのせいでもあるんじゃないか、とさえ思う。
現在の私がスポーツ番組やスポーツニュースが出てくればほぼ反射的にチャンネルを変え、ニューヨークタイムズをまずスポーツセクションを取り外して捨ててから読み始める(写真を見るだけで不愉快)というのと似たような感覚を、娘はきっとコーラスに対して持ち続けるのでしょう。坊主憎けりゃ、でクラシック音楽全般に対してアレルギーを持ち続けるのかも。
体育嫌いなんて少数派だから私がスポーツチャンネルを観なくたってどうってことはありませんが、クラシック音楽業界にとっては結構大きな問題のような気がします。まあ、私にとっては娘とシェアできなくなるものがまた増えるってことだけが問題なんですが。

快適

5/21/2007 快適
さて、ピッツバーグですが、飛行機乗るにも何するにも人に任せて安心してられるって何て快適と、思いました。同行者にはアメリカ人がいて師匠もいたので立場上、私はほんとにお気楽。いつも空港では娘を怒鳴り散らしながら、出入国にかかる時間だの搭乗時間だのゲートの場所だの考えてなきゃならないわけですが、今回は場所も時間もいつも他の人が把握してくれている。他の人の後を安心してついていけるっていうのは久々に味わう気楽さ。で、お気楽すぎてセキュリティチェックの前に手荷物の中のウォーターボトルを捨てるのを忘れました。こういうのでひっかかると、本当に細々と荷物すべてをチェックされることになります。今回初めてわかりました。小さなパッケージまですべて中身確認です。楽譜や本だってすべてのページを確認。琴爪はえらく怪訝な顔で見られました。角があるから危険に見えるのかなあ。
で、コンサートが終わってホテルへ。主催者のオーガニゼーションが用意してくれたホテルの部屋がとんでもなく豪華。おそらく売れ残った部屋からアップグレードみたいなコーポレートディールがあるのでしょうが、キングベッドのあるスイート並みに広い角部屋が各自1部屋ずつ。が、残念なことに着いたのが夜の11時で翌朝の出発が朝の4時半というとんでもない時間だったので、滞在時間わずか5時間強。それでも自分のお金で泊まることは絶対にないような部屋だと思うと、もったいなくて寝る間を惜しんであれこれ使う。
散らかしたって片付けるのは自分じゃないし、タオルだって何枚使ったって洗濯しなくていいし。バスローブだってわずか3分着ただけで、その辺に放り出しておいてもいいし。思いっきり散らかしてみる。バスアメニティはもちろんお持ち帰り。我ながら貧乏くさいなあ、と思います。でもやる。

ピッツバーグ

5/21/2007 ピッツバーグ
春のお琴シーズンの締めくくりでピッツバーグの演奏に連れていってもらいました。私だけが素人というまさに「連れていってもらう」状態だったので足を引っ張っちゃならないと一生懸命練習はしたんですが、やっぱり引っ張りました。でもまあ、これこそお稽古事の醍醐味。日本でやってたら考えられないような経験ができるのも、アメリカでお琴やってて良かったなあ、と思うことの一つです。
楽器のアンサンブルというのは、弾いていて楽しいものですが、問題は一人じゃ練習できないというところにあります。CDとか音源のある曲は、CD相手に練習するという手があるのでまだいいのですが、ないものはあわせてみて「びっくり」です。他のパートの楽譜を見て全体像を把握するなんていう力は当然私にはない。今回、いろいろ事情があって全員(4人)揃ってのリハーサルは1度だけ。本番前のリハーサルが2度目。こういう土壇場になるとプロとアマチュアの基礎力の差がばっちりで、1人アタフタします。理屈としては自分のパートを拍子通りに運んでいればちゃんと合うはずなんですが、メトロノーム相手にはできても、他のパーツのリズムが入ると各所でずれる。「ずれるのがわかるだけいいです。」と師匠になぐさめられる。
本番、やっぱり数箇所ずれる。弾いてる本人でさえ、どうしてずれたのかわからない曲なので、聴いてる人も(あんまり)気が付かなかったらいいな、と。

メンテナンス

5/16/2007 メンテナンス
忙しい時にはいろんな事が重なるもので、先週は半年毎の歯科検診。これまで、いつかセラミックのクラウンにしないといけないと言われていた詰め物をしてる奥歯に限界宣告。お見積もり1700ドル。いつかはやらなきゃいけないわけですが、身体のメンテナンスにやたらとお金がかかる年代になったなあとしみじみ思う。既にバカ高い血圧の薬だけでも製薬会社に随分貢献しちゃってるのに。
メンテナンスが必要なのは身体だけじゃありません。車が走行距離3万マイルを超えて、あれこれ交換の時期です。あと数ヶ月でタイヤも交換しないといけない。
そしてメンテナンスの一番の大物は家。昨秋に壊れたデッキの階段の修繕にやっとカーペンターが来てくれたと思ったら、これが目玉が飛び出るようなお値段で。デッキの補修は高いとは聞いていましたが、それにしても。「丈夫に作ったからデッキより長保ちするよ」って、それって無駄っていうもんじゃないのか。階段なんてくっついてればいいんだよ。
追い討ちをかけるようにコンドのボードから屋根張替えのお手紙が来ました。屋根というのはだいたい20年に1回張り替えることになっていて、このコンドは築20年。で、その費用を全ユニットで分けるわけですが、これがまた結構まとまった額。
夏の帰国の航空券も馬鹿高いし(2,3年前の倍だ)。ああもう、どうして何でもこう一気に来るんでしょう。次は何の請求書かと思うと郵便物の封を切るのがいやになります。

大忙しの週末

5/16/2007 大忙しの週末
ずいぶん古い話になってしまいますが、娘がスタマックフルーをもらって修学旅行から戻ってきた先々週末は私は、お琴で大忙し。寝てる娘を置き去りにして土曜日はロングアイランドの桜祭り、日曜はウエストチェスターの桜祭り。
続く1週間は、てんこ盛りになっているお仕事に突入して先週末までずっと仕事。こう忙しいと、娘に腹を立ててる暇もないので、娘に「Why are you so good mood?」と言われました。お母さんはね、機嫌がいいわけじゃないんだよ、ただ忙しいだけ。散らかったお部屋とかランドリールームとかを覗く暇もないだけ。あっという間に風邪から回復した娘は、先週末はお友達のバースデーでミュージカルにお出かけ。土曜日のマチネーで、みんな金曜の晩からお泊りだそうで珍しく自分でお友達のお母さんの車にピックアップしてもらう算段をして出かけていきました。出かける娘をふっと見るとなんだかやけに大きな荷物をかついでいます。
「ウエットなランドリー。乾かす暇がなかったからこのまま持って行く」って、お前は他人様の家の乾燥機を使って洗濯物の仕上げをするつもりなのかあ?と、思わず言いたくなりましたが、そんなことで口論する気力もなかったので、勝手にしてもらうことにしました。心の平安の極意は見ないふりです。