試合見物

学校から帰って来た娘が、クラスメートのフットボールの試合を友達と一緒に観に行くと言いました。うちは学校のグランドのすぐ裏なので、お友達がうちに来て、一緒に歩いて行くという段取りで、ほどなくお友達が来ました。それから、なんだか2人で部屋にこもってなかなか出かけない。のぞいてみたらお支度の真っ最中で、スクールカラー(パープル)でコーディネートするというので、シャツやら靴下やらアクセサリーやらを山のように引っ張り出して、2人でああでもないこうでもないとやってるわけです。おまけに古いTシャツをカットして紫のマジックでなにやら応援メッセージを書き込んでいるほどの凝りよう。「早く行かないと試合終わっちゃうよ」というと「大丈夫、大丈夫」と一向に気にしてない様子。小1時間もかけて、入念なお支度(はたから見ればただのショーツとシャツだけど)をして出かけていきました。
1時間ほどで戻ってきました。その後にギターのレッスンがあるので、試合の途中で帰ってきたのですが、「どうだった?」と聞くと「楽しかったよ」といいます。「で、勝ってたの?負けてたの?」とたずねると、「よくわかんない」そうです。「スコアボードがなかった」と言うんですが、それはなかったんじゃなくて見てなかったんじゃないのか。何しに行ったんだ?
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晴れてるのに。

水曜日のこと、停電によりスクールバスが大回りするから帰宅は20分遅れという連絡が来ました。帰ってきた娘によると、学校の終業時間近くになって突然停電したとのこと。空は青空、雨も降ってなきゃ、風も吹いてないのに何故。とにかく家は無事でよかったと、郵便を出すだめにすぐ裏の郵便局まで行くと、いつもはいっぱいの駐車場がガラガラ。よく見ると、どの店も真っ暗。郵便局も銀行もしめちゃってます。なんだか、今年は本当に停電の当たり年で。
まあ、自分の家が無事なもので、そんなことすっかり忘れて、金曜日。銀行にチェックの入金に行ってATMの前に立ったら、銀行員が出てきて、「ATMは動いてないから窓口でお願いします」といいます。ATMだけじゃなくて、コンピュータシステムのコネクションが全部ダウンしてるんだそうです。もちろんこの支店だけなわけですが、コンピュータがダウンしては銀行じゃ仕事になりません。しかも「これで3日目」だそうで、つまり停電の時にやられたままらしい。「ヴェライゾン(日本のNTTみたいな企業)に早く来てくれって催促してるんだけど、全然来ない」って、銀行にとっちゃすごい損害です。ヴェライゾンのこういうフットワークの悪さには定評がありますが、銀行みたいに大きな得意先企業でもこれじゃあ、1個人のクレームなんて対応が遅いのは当たり前だな、と妙に納得してしまいました。
それにしても、郵便局といい銀行といい、停電になればさっさと締めちゃし、こういうところはえらく暢気な国です。

真夜中のパーティその2

さて、ブラックタイのバーミツバです。会場は古いお城をバンケット会場にした有名なレストラン。丘の上に建っているので、クネクネとした細いドライブウェイを上がっていくのですが、もうそこから大渋滞。玄関前の車寄せはバレー・パーキングするゲストの車と子供をドロップオフしにきた車でぎっしり。ドロップオフする車が子供を手前で下ろして狭い道をUターンして帰ろうとしたりするので、よけい大混乱。バレー・パーキングのスタッフは10人近くが走り回っていますが、あんなにゴタゴタしたバレーパーキングは初めてみました。古い建物なので、とにかく車寄せが狭い。ドライブウエイが狭い。そこにでかい4WDの車がわさわさいるわけですからもうすれ違うのも大変。片側は石の壁、反対には高そうなベンツのSUVが1インチくらいの隙間でピタっとつけていて、おまけに急勾配。緊張しました。
まあ子供たちは、そんな親の苦労なんて気にもかけずに意気揚々と出かけて行きました。
で、以下、帰ってきた娘の報告。これまでで一番豪華なパーティだったそうです。
「プリンセス・テーマのパーティでね、なにから何までカスタムメードなの。ナプキンもトイレのペーパータオルも『プリンセス・○○(そのこの名前)』がはいってて、ダンスフロアには大きくイニシャルがあってね、天井から大きな○○の写真がさがってて、シャンデリアでライトアップされてた。ドレスもカスタムメードでダイヤ(クリスタルという意味)がいっぱいついててスカートがすごく広がってるプリンセスドレス。バンドとDJと両方いた。アクティビティもいっぱいあった。モンタージュ写真がいろいろあって(顔だけすげかえて、いろいろな扮装の写真をマウスパッドその他の小物にプリントする)、すごいクールだったのはねワックスのハンドモルド。まず手を冷たい水に痛くなるくらい入れておいてからホットワックス(蝋)に入れると手の形ができるの(できあがった手型にトランプのクイーンを持たせてプラスティックのケースに入れてくれる)。」
持って帰ってきたおみやげは、プリンセスの名前入りスエットシャツ、馬車の形をした宝石入れ、好きな文字や絵をプリントしてもらったTシャツ(これもパーティのアクティビティ屋台の1つ)、パーティで作ってもらった手型、モンタージュ写真入りマウスパッド、その他こまごましたものいろいろ。
私が初めてバーミツバとはどんなものかを知ったのは、10年前の元夫の甥のバーミツバの時で、その時はレストラン貸しきり、DJ付きのフォーマルパーティというだけでたまげたものですが、今思えば簡素といってもいい部類だったのかも。昔はバーミツバなんてシナゴーグの集会場でちょっとしたパーティをやるだけだった、とかれこれ半世紀近く前にバーミツバをやった元夫は言っていましたが、バーミツバの派手になり方は、ここ10年でも留まることなく進行しているようです。

真夜中のパーティその1

9月に入り、娘はまたバーミツバがめじろおし。9月はなんと3回、ほとんど毎週末ですが、今週末はブラックタイのバーミツバ。ブラックタイといっても大人のドレスコードで子供は短いドレスでもかまわないのですが、とにかく豪華なパーティということです。セレモニーが朝の9時半からとあるので、当然そのままパーティと思い込んでいたのですが、招待状をよくみるとパーティは夜の7時から。つまり朝のセレモニーが終わったら1回家に帰って夜また着替えて出直してくるという設定です。バーミツバの中でも最も鬱陶しいセッティングとして話にはきいていたのですが、本当にあるとは思わなかった。しかも夜のパーティの終了予定は夜中の12時。バーミツバとしては珍しくはないらしいですが、13歳の子供が主役のパーティの終了が真夜中って、一般的な常識に立ち返ったら絶対おかしい。
しかもパーティ会場はきっちり30マイルは離れたところ。これはもう是が非でもカープールの相手をさがさねばと思い、強引に頼み込んでパーティ会場へのドライブは行きだけで済むことになりました。帰りに娘を迎えにいってくれるのは娘とは別に仲良しでもなんでもない子のお父さん。行きに娘と一緒に車にのせていく娘の友達のさらに友達のお父さんということになります。その車にはすでに子供を3人乗せて帰ってくることになっていたので、家の娘は最後に空いてた1席をゲットしたというわけです。娘はそのままお友達の家にお泊りです。この複雑なセッティングをするのにえらい神経をすり減らしました。
朝のセレモニーは行かないという子もいてカープールはできず、往復しました。バーミツバシーズンも終盤に近付き、慣れてくると長くて退屈なセレモニーは出ないでパーティだけ出席するという子も多くなってきます。うちでは一応方針として、バーミツバはセレモニーが主体なんだし、パーティだけなんて相手に失礼だからセレモニーは必須と言ってあるので、ドライブするのがめんどくさいから行くなとも言えません。
セレモニーの終わる時間はだいたい昼の12時から12時半くらいと聞いていたのですが、時間がはっきりしないので娘に携帯を持たせて連絡させることにしました。必要なときにかぎって携帯の充電をしてないのは娘のいつものことなので「携帯充電しときなさい」というと「まず携帯さがさなきゃ」とふざけたことを言います。結局みつかりませんでした。あれだけ大騒ぎしてお父さんを攻略して手に入れたくせに、いったい何のための携帯だ?家の中に絶対あるといいますが、とりあえず携帯紛失の罰として見つかるまでパソコンなし。が、心は既にパーティなのでいっこうにこたえてません。
セレモニーから帰ってくると、一緒に行くお友達もうちに来てドレスに着替えて、2人して念入りにお化粧とアクセサリー選び。そのわりには足元を見るとゴムぞうり。いくら子供とはいえブラックタイのパーティにゴムぞうりはなかろうと思うのですが、ティーンエイジャーはパーティでは靴は脱いで裸足(またはパーティ主催側が用意した靴下をはく)がお約束になってるので、どうでもいいらしいです。まあ、大人みたいにブランドものの靴かってくれろ、と大騒ぎされるよりはましなので、こっちは何にも言わない。

跟我説愛我

娘のお友達の中国人家庭にディナーにお招ばれしました。このあたりの学校区は1学年400人を越えるマンモス学校区ですが、マイノリティーがほとんどいない地域で、アジア人は娘のような片親だけアジアとか、養子で来て両親は白人といったケースを含めても1学年にせいぜい4,5人というところです。数少ないだけにアジア人の親どうしというのは、それだけで近親感を抱き会うということがあります。
昨夜、お招ばれしたのは、台湾出身の中国人家庭でしたが、エレメンタリースクールの学区は違っていたので、これまで親しく話したことはありませんでした。ミドルスクールに入って初めて会った子供たちが仲良くなったので、それでは一度会いましょうということになったわけです。で、初めてうかがったお宅で、そこのお母さんが日本のテレビドラマが大好きという話になりました。「これはコレクションのほんの一部だけど」といって出してくれた両手に抱えきれないほどのDVDは、どれも、「あ、タイトルは知ってる」というものばかり。ニューヨークの日本人のお母さんだちだって、これだけたくさんのコレクションを持っている人はいまいというすごさです。「よかったら借りていってちょうだい。まさか中国人から日本のDVDが借りられるとは思ってなかったでしょ」と言ってくれました。なにしろ私は日本を離れかれこれ20年、日本語放送の届かない郊外に移り住んで10年以上で、その間、日本で流行したドラマというのをほとんど見ていませんから、ありがたく拝借してきました。最近は台湾でも韓国ドラマが流行りで、手持ちの日本のドラマはちょっと古いのだけど、ということでしたが、とりあえず中国語字幕の日本のテレビドラマを3タイトル借りてきました。豊川悦司がごひいきだという彼女がお薦めの「跟我説愛我」、キムタクが出てる「愛情白皮書」、そして「泣けるドラマ」としてご推薦の「軽軽緊握祢的手(祢は人偏ですがこれも漢字が出せない)」。
なにしろ1タイトルあたり8枚組のDVDですから時間のあるときでないと大変なことになると思って1日我慢したのですが、ちょっとだけ見てみようと思ったのが失敗。「跟我説愛我」を見だしたら、ついつい4時間もつぶしてしまいました。危険。ドラマの中で誰も携帯使ってなくて、公衆電話とか使ってるし、ファックスが12万円という高値で販売されてますから、相当昔のテレビドラマなんでしょうが、なにしろ20年のブランクがあるもので、それはそれなりに新鮮で、つい見てしまいます。
3タイトルの日本語タイトルは、また、後にブログで書きますので、お暇な方は日本語タイトルをご想像ください。

パソコン突然死、さらに追い討ち

夏の終わりのレイバーデーウィークエンド。休み明け締め切りで結構ボリュームのある仕事をかかえてまして、せめて1日くらいはゆっくり遊べるように、サクサク片付けようと頑張っていた金曜の夜、11時。パソコン突然死。入力モードがおかしくなったので(これまでも度々あった)再起動しようとしたところログイン画面までで先に進めなくなりました。パスワードを打ち込んで「ログインしています」と表示が出たとたんに「ログアウトしています」になって元にもどってきてしまいます。半分以上やった仕事、つまりまるまる2日間かけた仕事は全部このパソコンの中、しかも、最初からやりなおそうにも、このパソコンに入ってるソフトがないとその仕事はできない。大パニック。あっちこっちのサイトを調べていろいろやってみたところ、わかったのは問題はかなり深刻であって、おそらく私の手には負えないであろうということ。あっちこっちに助けてメールを出しまして、皆様のご協力あって、倒れたパソコンの中の仕事は捨てることになったものの、もう1台のパソコンにそのソフトをインストールして(システムが違うので問題は残るのですが)なんとか1からやりなおす体制が整ったのが翌日昼頃。
なんとか締め切りまでに間に合わそうと、ひたすらパソコンに向かい続けて午後7時。停電。台風の影響で雨が降っていたのですが、それほど風は強くなかったのに突然停電(翌日になって、かなりあちこちでやられていたことが判明)。いっこうになおる気配がないので、早寝して電気が戻ってきたら再開することにして寝る。目が覚めると外は明るい。が、電気はついてません。
結局停電が回復したのは昼過ぎ。
どうしてこんなめに会わなくちゃならないんだあ。