こういうバアサンになりたいもんだ。

ガソリンの値段が毎日上がり続けてます。今、1ガロン3ドル20セントくらいですから日本に比べればまだまだ安いということになるのでしょうが(1ガロンは約4リットル)、なにしろ走行距離が違います。車がないとどこにもいけない上に、ちょっとそこまでで20マイル、ちょっと遠いで50マイルですから。憂鬱。
京都議定書にサインもしなかったくせに、今頃になって車の燃費を云々しだしだブッシュ。いまだに30%でも指示してる人が存在するっていうのが不思議です。
 
マンハッタンのタイムズスクエアのアメリカ軍のリクルートブースで、「未来ある若者のかわりに、あたしらが戦争に行くから志願させろ」と言って座り込んで、妨害の罪で逮捕されたグランマ反戦団体の裁判が、この2,3日報道されていました。歩行器につかまったり、杖をついたりしてる白髪のお婆さんたちが裁判所の前で笑顔でVサインとか出してる写真が新聞の1面にガッチリ。なるほど年寄りにはこういうパワーがあったんですね。これが若者か中年だったらニュースにもならなかったでしょうが、バアサンだからこそパブリシティ効果抜群。しかも警官に手荒く扱われることはまずない。
たまたまこの裁判に当たっちゃった裁判官や検事、たまたまバアサンたちを逮捕しなきゃならないめぐり合わせになった警官はお気の毒ですが。それにしても、一番気の毒なのは、よりによってマンハッタンのブースでリクルートやらされてる軍人かも。事件のあった日も、件のバアサンたち以外に志願者はいなかったっていうし、マンハッタンじゃあ志願兵が来るより、通行人に石投げられるチャンスの方が多そうだし。
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土足結界

娘および、その友達、元夫の妹(つまり元義妹)というヘンテコなグループで10日ほど日本に行ってきました。娘の春休みに合わせての駆け足旅行ですが、当然のことながら私は完全なツアコン。
娘の友達および元義妹は日本は初めてで予備知識もまったくない。そこで、出発前にオリエンテーション・ナイトを開催しまして、風呂の入り方とか電車の乗り方とか、お食事マナーとか基本知識を一通り教えました。とりわけ私がやかましく言ったのが、日本の家(や一部のレストラン)で靴を脱ぐときは、土足エリアと室内エリアとのラインを守るということ。日本の家では靴を脱ぐということくらいはアメリカ人も知っていて、最近では子供のスニーカーは家に入ると脱がせる家も多い(汚いから)。が、どこで脱ぐかという明確なラインを見たことがないので、日本の家でも上がってから靴を脱いだり、土足エリアで脱いで裸足で歩いて上がってきたりということを平気でします(娘と元夫で経験済み)。だから、靴を脱ぐにあたっては、この明確なラインを守ることが肝要であると教えました。で、東京の実家に着くと、二人ともかなり慎重に、土足ラインを守って靴を脱いでいました。
さて、翌朝、でかけようとすると、娘の友達がきっちりスニーカーをはいてリビングルームに立っているじゃないですか。「こら、靴、靴」と言ってもキョトンとしています。どうやら、昨日とは違うスニーカーをスーツケースから出して、そこで履いたもよう。たしかに、別の靴を出して履く時も土足エリアに入ってからにしましょう、とは注意していなかった。日本の土足結界のコンセプトは全然理解されていませんでした。

鬼門のフィラデルフィア

実は前項を書きかけたのは1週間前。またいきなり寒くなって雪まで降ってしまいました。それでも順調に日は長くなってますが。
昨日は桜祭りでお琴を弾くというお仕事で、フィラデルフィアまで行きました。フィラデルフィアといえば、必ず道に迷う鬼門の方角。今回はマンハッタンで師匠をピックアップして2人でドライブ。隣でディレクションや地図を読んでくれる人がいるというのは気分的にとっても楽。
ニュージャージーターンパイクに乗ってしまえば、フィラデルフィアの近くまで1本道。楽しくおしゃべりしながら、ドライブしていたら、突然分岐点が現れました。4車線の2車線ずつ。どっちが本線だかわからないじゃないかあ。「あ、Cadmanて右に書いてありますよ、これ覚えがあるからきっとこっち」と師匠。右に入ってからふと気づく。「今、なんかペンシルバニア・ターンパイクって書いてあったような気がしたんですけど」「そういえば、そんな気が。戻れませんか」「分離帯突破できません」「でもペンシルバニアなんだからどこかでつながってますよ、きっと」
車をとめて地図を見ると、95号線と交差しています。マップクエストのディレクションには、95号線に入れというくだりがあったから、ここで入れば大丈夫です。「でも、この地図の交差してるところに点がないですよ、もしかして乗れないなんてことは」「こんなメジャーな道路が交差してて乗れないわけないですよ、きっと」「そうですね」
しばらく行くと、前方に立体交差するハイウエイ。「位置から言って、ひょっとしてあれ95じゃないですか」「そうかも。乗れませんね」「この先行けば1号線があります。これがフィラデルフィアにつながってます」「でも、これって色が違うから、ひょっとしてハイウエイじゃなくて地べたの道かも。でも州地図に出てるくらいだから大きな道ですよね」
無事1号線に入る。広い道路でした。でも1ブロックごとに信号がある見事な地べたの道です。しかも大混雑。「フィラデルフィアまでかなりありますよね」「でも、ノーチョイスですから」
なんとかフィラデルフィア市内にたどり着く。
「いったい16thストリートっていうのはどこにあるんでしょう」小さい通りは地図に出てません。市内で悪戦苦闘。
2時間で着く予定が3時間かかりました。でも着いた。どうして、こうなんだ、フィラデルフィア。
 

春だ

先週までとはうって変わった暖かさで、すっかり春。今夜には夏時間に変わるので(睡眠時間が1時間少なくなる)さらに日が長くなって、さすがにもう雪の心配はなくなります。スーパーの店先にもパンジーが並び出しました。
子供らの履物も2,3日前からゴムぞーり。例の馬鹿たかいゴムぞーり、リーフ。いくらなんでもまだジャケットが必要な時期に素足にゴムぞーりはなかろうと思いますが、「全然寒くない、暑い」そうです。ゴムぞーりを履くにあたっては、足のお手入れ、ペディキュアもばっちり。