働く子供

10年ぶりの大吹雪だそうです。今年は記録的な暖冬で1月2月に雨が降っていたのに、いきなり大吹雪。先週、暖かすぎてキャンセルになった娘のスノーボート・トリップは、今週は吹雪でバスが出せないのでキャンセルになりました。土曜の晩から降り始めて、朝目覚めたら、一面の銀世界。というかものすごい積もり方。1晩で2フィート以上降ったそうで、ちょっと目には1メートルくらい積もっていそうに見えます。
雪かきはコンドが雇っている業者が来てやってくれるのでする必要はありませんが、車の雪は自分で落とさなきゃなりません。車はもう姿もわからないほどの埋まりよう。昼頃、雪も小ぶりになってきたので、そろそろ車を掘り出しに行こうとすると、娘が「車の雪かきやったらいくらくれる?」といいます。家の仕事に対価を要求することに怒るべきか、働いてお小遣いを稼ごうというのを労働意欲として認めるべきか一瞬迷いました。が、雪かきというのは結構な重労働だし、このところ毎日の仕事として猫トイレのそうじはやるようになったし、何より私がやりたくないし、というので労働意欲として認めることにしました。で、「3ドル」ということで娘は車の雪かきをすることになりました。
なにしろ外は2フィート以上の積雪。まだ除雪車も来てない中に出て行くので、スノボー用のジャケットにスノーボー用のパンツで完全装備。さらに帽子にスキー手袋、ゴーグルまでして、鏡でコーディネートをチェックする娘。雪が入らないようにスノーパンツの裾はスノーブーツの中に入れろと言うと「そんなidiotみたいな格好はできない」そうです。雪かきすんのにファッション決めてどうすんだよっ!
むやみに雪かきシャベルでひっかかれても困るとも思ったのですが、そんなことをいちいち心配していたら、子供には何もまかせられません。車はがりがりひっかかないように、窓だけじゃなくて、車のルーフに乗った雪もできるだけ落とすようにと注意して送り出しました。「娘に仕事を任すときは見ないようにする」のは、心の平和を保つ重要なポイントなので、わたしはそのままシャワーを浴びに行きました。30分後、外をのぞくと車の雪はすっかりきれいに落とされています。わたしでも全部は手が届かないルーフトップもすっかり雪が払われています。予想外の良い仕事ぶりだったので2ドルのボーナスを加えて5ドルの大盤振る舞いをしました。
「お母さんでもルーフの雪はなかなか落とせないのに、よく落とせたね」「うん、届かなかったから、車に登った」
「え、?」娘の体重程度で車がへこむことはないでしょうが、娘のスノーブーツには滑り止めのスパイクがついているのです。「大丈夫大丈夫。気をつけて登ったから」って、わかってるのか本当に。車には登ってはいけない、雪落としは手の届くところまででいい、と注意しなかった私が悪いのか。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

“働く子供” への 2 件のフィードバック

  1. 大雪の報はニュースで見てました。停電、断水の類は大丈夫ですか?
    天候まで荒っぽい土地なんですから、気をつけてください。

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