メトロポリタン・オペラ

メトロポリタンで「アイーダ」を観てきました。オペラファンではないんですが、シーズンチケットを買っていた友達が都合でいけなくなったというのを譲ってもらいました。オペラは2度目。1度目は15年も前のことになりますが、聞いたこともないマイナーな演目で、えらく退屈でした。が、さすがに人気演目はよくできていて、アイーダは面白かった。これまでバレエやモダンダンスはよく観ていたのですが、オペラはチケットも高いし、なんとなく敬遠していました。が、高いだけあって、装置から出演者の数まで、いかにもお金がかかってそうな舞台です。ことに有名な2幕(「勝利の歌」のところ)は豪華で、これだけでももとがとれたという感じです。でも、残念なのは歌手の体型。アイーダの相手役、アイーダからもお姫様からもモテまくり、エジプト軍を率いる強くてかっこいいはずの男がパバロッティも顔負けの肥満体。オペラ歌手の体型は改善されたといいますが、今でもドスコイ型の歌手は結構第一線にいるんですね。それじゃ闘うどころが走ったって息が切れるんじゃないか、みたいな体格でしみじみと愛を歌い上げられてもなあ。アイーダはそうでもありませんでしが、お姫様も、いくらエジプトだからって腕出す衣裳は止めたほうがいいんじゃないかと思うような体型で、肥満体勇士と二人ならぶとすごい重量感。たしかに二人とも声量があって歌はいいんですが。歌舞伎で歌右衛門を美しいと思うか「気持ち悪い」と思うかの観客の脳内フィルターの違いみたいなのがオペラにもあって、そういう観方が私はできないっていうことなんでしょうか。
というわけで、地味な装置で愛だの苦悩だの嫉妬だのを歌う3幕、4幕は今ひとつ感動しませんでした。
オペラを私が敬遠していた理由に、終演が遅いということもあるのですが、昨夜も終わったのは12時過ぎ。一番上のサークルから観ていたのですが、3幕の半ばくらいで、オーケストラのメンバーの一部がぞろぞろと引っ込んでしまったので驚きました。後に出番がない人(ラッパ関係)は先に帰ってしまうらしい。これだけ終演が遅いと仕事が終わり次第帰るというのもわかりますが、なにも幕の途中、演奏中に帰らなくても。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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