インフルエンザ

クリスマスの日にエマージェンシールーム行きとなってしまいました。クリスマスイブに年内最後の仕事を送り終わったとたんに、まるで隙をねらったようにゾクゾクしはじめ、あっという間に高熱になり、翌日からひどい下痢と腹痛という三重苦。風邪やインフルエンザに効く薬はないんだから、ともかく寝ていようと思ったのですが、腹痛がひどくて寝ることもできません。医者に行こうにもクリスマスです。でも症状を抑える薬でも処方してくれないかと思って電話しました。アメリカの医療制度は世界最悪の健康保険制度をはじめ、ろくでもないことが多いのですが、この24時間お電話受付け体制というのは唯一日本でも取り入れて欲しい制度です。アメリカではかかりつけの開業医をまず決めるのですが、最近は開業医のほとんどがグループ診療をしてまして、そういう緊急対応を回りもちでしているのです。ですから、電話してもたいがいは会ったこともない医者と話すことになるわけですが、とにかく365日24時間いつでも対応体制は心強い。
で、その当番医に「高熱、下痢、腹痛はエマージェンシールーム行きなので(マニュアルに書いてあるらしい)、連絡しとくので行ってください」といわれ、ER送りとなりました。点滴に血液検査というお決まりのセットメニューをこなして、インフルエンザというわかりきった診断をもらって、一瞬楽になりましたが(点滴に注入された薬に催眠剤が入っていた)、当然のことながら気休めです。それから3日間、30分おきに腹痛に襲われるので、うとうとするだけで眠れない。ゲータレードくらいしか口に入らないという状態が続きまして見事なゾンビ状態となりました。階段を下りるのすら手すりにつかまらないとおぼつかないくらいで自分でもびっくり。
3日目から熱は下がりましたが、腹痛がいっこうにおさまらないので、改めてかかりつけの医者に行きました。ちょっと長引きすぎてるみたいだから、念のため抗生物質を、と処方箋をもらい、ちょうどそういう時期だったのか、実は何かの感染症でインフルエンザじゃなかったのか、今日になったらだいぶ良くなってきました。
それはさておき、昨日、医者から帰ってきて、もう疲労困憊で階段に座り込んでいたら、娘が「お母さん、明日は治る?」と訊きます。「そんなことわかるわけないでしょ。なんで?」「明日ともだちが泊まりにくることになってるんだけど」
育て方を基本的に間違えたかなと思う一瞬。
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クリスマス

今週末はクリスマス。この時期になると、アメリカはどこもここも浮き足だってて、どこ行っても混んでるし、なんだか落ち着きません。仕事も前倒しになってつまってくるし。その上、今年は寒い。電気代の請求書には請求期間の平均気温が書いてあるんですが、去年の同時期より華氏で4度も低い。平均気温華氏30度だそうで、つまり月間平均気温が氷点以下だったわけです。当然それを反映して電気代も高い。去年は1月に衝撃の380ドルがありましたが、今月の220ドルも相当いやだ。来月はもっと寒くなるんだ、と思うともっといや。
それにしても、この時期はカタログ、広告、セールのお知らせメールの来ること来る事。送料ただとか、25%引きとか。とくにEメールで来られると、つい買っちゃいそうになって危ない。仕事でパソコンの前にずうっと座ってるもんだから、つい息抜きに読んでしまうのがいけない。
我が家は元夫がジューイッシュ(ユダヤ人)だし、私もキリスト教徒ではないので、クリスマスはやりません。元夫とその家族は私が仏教徒であるのと同程度にユダヤ教徒、つまり冠婚葬祭以外に宗教とは縁のない生活をしています。が、ジューイッシュというのは宗教心の有無に関わらず「非クリスチャン」というアイデンティティが明確なので、これも明確にクリスマスはやらない。サンタクロースも来ない。世の中が浮かれ騒いでクリスチャンの子供が山ほどプレゼントをもらうときに、ジューイッシュの子供には何にもないというのはまずいというわけで、ちょうどクリスマスの時期にあたるユダヤ教の祝日ハヌカがクリスマス代わりとなっています。ハヌカは8日間続くので子供は毎日8つプレゼントをもらえるというのが売りになってるのですが、そもそもハヌカはクリスマスのように華やかな祝日じゃないし、なんとなく損してるような気になるジューイッシュの子供は多い。とくにうちの娘のようにお父さんがジューイッシュとして生まれたというだけで何ら信仰心のない家庭に育った子供は「損な家庭に生まれた」という思いは強いわけです。だいたい母親が非ジューイッシュである娘は、ユダヤ教の規則によればジューイッシュじゃないのです。しかも、キリスト教徒でも何でもない日本人だってみんなクリスマスやるのに何でうちでやっちゃいけないんだ?という当然の疑問をいだくわけです。
別にわたしにポリシーがあってクリスマスをやらないわけじゃなくて、めんどくさいからちょうどいいや、と思ってアメリカの主流であるクリスマス関連イベントは無視していたのですが、そのあたりの事情もどうも察知しはじめたらしい。唯一のジューイッシュであるお父さんは一緒に住んでないのになぜうちは相変わらずクリスマスやらないんだ?というわけです。
で、ぎりぎりになって申し訳ばかりに玄関先にモミの木リース(スーパーで4ドル)を飾り、柱に松の枝(これもスーパーで6ドル)を巻きつけたりしてみました。まわりがすっかり冬枯れで緑がないので、それだけでも結構きれいです。正月の松飾と思って年明けまでこのままにします。

マイナス16度

本日の朝8時の外気温華氏3度。思わず換算表を見てしまいました。摂氏だとマイナス16度っ!息すると肺につめたあい空気が入ってくるのがわかります。昼間になって陽が照ってくると一見あったかそうですが、やっぱり気温は華氏10度台。これで今月の暖房代もまたすごいことになるんだなあ、と思うと気が重い。まだ冬は始まったばかりなのになあ。
 
この寒いのに、娘は手袋をしない。(手はポケット)。帽子もかぶらない。うっかりすると靴下もはかない。靴下はともかくバスストップにいる子供らをみると女の子はほとんど帽子も手袋もしてない。帽子はヘアスタイルが乱れるからいやなんだそうです。手袋はなくすからだそうです(これはそのとおりだ)。歩くのはせいぜいバスストップまでだから、これでいいのかもしれないけど。これがマンハッタンだったらそうはいかない。手袋がなければ手がちぎれます。伊達の薄着ができるのも田舎暮らしだからこそ。マンハッタンの方が気温はいくらか高いけど、それでもマイナス10度くらいにはなるわけだから冬場のマンハッタンを歩くのはほんとにつらい。ニューヨークのクリスマスというのは観光スポットみたいになってるけど、絶対おすすめしません。

零下、零下、ずうっと零下

寒いっ!昨日朝8時の気温華氏13度(くどいようですが氷点は華氏32度)。不用意に肌を露出して外にいると凍傷になります。予想最高気温華氏26度。先週金曜日の大雪(30センチ以上積もった)は、もちろん溶ける気配もなく、それでも昼間は陽があたるので、屋根に積もった雪が溶けてぽたぽたたれてきます。これで氷柱ができるわけで、氷柱はかまわないんですが、問題は氷柱にならずに地面に落下した水。玄関先の庇からしたたりおちた雪解け水が玄関先のステップをスケートリンク状態にするんです。最高気温27度じゃもちろんとけない。なにしろ避けて通れない入り口なんですごく危ない。娘は既に3回転倒(学習能力ゼロです)。自然に溶けるのを待ってても無駄なようなので、しかたなくスクリュードライバーで氷割り。30分近くかかって氷を撤去しました。ほんとは氷を割るためのごっつい斧みたいのがあって、それだと早いのだけどコンドでは雪かきはしなくていいと思っていたので、そうした除雪道具は置いてきてしまったのでした。すごく後悔。
こうやって、苦労して氷をくだいても、この寒さが続くかぎり玄関のスケートリンク化は避けられないわけで、うんざりします。冬のない国に行きたい。

電話

大雪です。10インチくらい積もるそうです。昨日から大雪確実の予報が出ていたので、今日はまず学校は休みか、デレイ(遅れて始業)と予想はついていたので、ゆっくり寝られるなあ、この際しっかり寝て時差ボケをなおそう、と思っていました。
で、朝の5時、突然鳴り響く電話の音。東京からファックスかなあ、とうつらうつらしながら聞いていると、どうも留守電から肉声が聞こえる。電話は寝室にもありますが、留守電はキッチンなので、声は聞こえても内容はわからない。これは東京の家族に何か異変でもあったかと慌ててキッチンに行き、留守電を再生してみました。流れてくるのはクリスマスソングのBGM。さては新手の嫌がらせ電話かと思ったら、続いて録音の声で「雪のため、本日は休校です。You do not have to call anybody.(この電話を回す必要はありません)。Close your eyes and go back to sleep. (目をつぶって、再びお寝みください)」。ふざけんなよお。学校が自動電話連絡サービスを始めるという話は聞いていましたが、思いっきり迷惑です。なんで5時。スクールバスが来る時間は、家が遠い子でも7時前後のはずなのに、連絡網じゃないんだから回す時間もいらないのに、なんで5時。

お掃除

10日ほど東京で遊んできました。サンクスギビングは、娘は元夫とその家族とともに過ごし、ついでに1週間ほどお父さんと暮らしてもらうというここ数年恒例の段取りです。その間、猫の世話は娘および元夫が通いで行いました。東京では大変楽しいバケーションでしたが、さすがに10日も娘の顔を見ないと会うのが楽しみだなあ、と思いながら空港から戻ると、玄関のドアに鍵がぶら下がってるじゃありませんか。娘が鍵を開けてドアを開けて中に入り、鍵をそのまま放置したのは明らか。顔を見る前から切れる。ドアを開けるなり「何なのこれはっ!」ということになりました。娘は「今日だけ。ほんとに今日忘れただけ。いつもはやってない」と言いますが、今日だけでも十分だ。家に入ると玄関の床には10日分の新聞が散乱。猫トイレの置いてあるトイレの床は猫砂をぶちまけたような状態。猫トイレの糞すくいはしたものの、床の掃除は1度もしなかったもよう。キッチンのカウンターは猫が跳梁跋扈したのが明らかで猫の毛と足跡がいっぱい。「キッチンのカウンター1度も拭かなかったの?」というと娘は「拭くことになってるとは知らなかった」ととぼけたことを言います。なってるもなってないも、この汚いカウンターでどうして平気をおやつを食べたりできるんだ?さっそく娘を怒鳴りちらしながらお掃除です。たかが10日、ほんの少し片付ければ何でもないことがどうしてできないんだ。