ソーシャルセキュリティ

ソーシャルセキュリティー・オフィスに名前を変えに行ってきました。ソーシャルセキュリティ番号というのは基本的には年金番号ですが、アメリカの住民背番号みたいなもので何かにつけてIDとして使われ、税金とか銀行口座とか給与とか、金銭がらみの取引には必ず必要になります。だから、結婚とか離婚とかで名前が変わったときは変更届けを出しておかないと、税務署から「名前が違っているぞ」というレターがきて面倒なことになります。
結婚するときに自分の名前は好きに選べるんですが(別姓だろうと新しい名前を作ろうと自由)、わたしは、どっちも使えた方が便利だろうと、わたしの姓と元夫の姓の両方をくっつけて登録しました。いわゆるハイフネーティド・ネームというやつですが、これが大間違い。何かにつけて混乱のもとになります。しかも日本の戸籍名は変わらないわけですから(日本の法律では外国人と結婚した場合は夫婦別姓がデフォルト)、グリーンカードと免許証はハイフネイティド・ネームでパスポートはもとの名前のままと、フォーマルなIDで違う名前が成立してしまっていたわけです。これはなにも珍しい話ではなくて、アメリカ人と結婚してアメリカに住んでいる日本人の多くが似たような状況になっていると思います。人によってはたいして不便も感じないかもしれませんが、わたしの場合はとにかく不都合が多かったので、この際すべてパスポートの名前、つまり日本の戸籍名に統一することにしたわけです。ちなみに離婚に際しても、もちろん名前は自由に選べます。
それにしても、なんで今頃、というのは、1年以上前にファイルした離婚がやっと成立して離婚証明が来たから。別にもめていたわけでも何でもなくニューヨーク州の法律が離婚許可を出すのに1年間の法的別居状態というのを条件にしているからです(急ぐ事情のある人には急ぐ方法もありますが、それはそれでまためんどくさい)。
去年引越したときに住所変更と一緒に名前も変更すれば簡単だったのに、この1年の待ち期間のためにもう一度すべての変更手続きをしなきゃなりません。まず最初がソーシャルセキュリティー。これを変えないと他のものが変えられない。それから銀行、免許、車の名義、保険会社、仕事先、マイレージアカウントまでぜんぶ。仕事先はともかく、他はどこも名前変更が書いてある離婚証明書類が必須。銀行口座はともかく、マイレージアカウントごときで何でこんなにめんどくさいことしなきゃなんないかな、と思いますが、問い合わせた中で一番あれこれうるさかったのがマイレージでした。さらに大物は、グリーンカード。去年延長手続きしたのが半年前にやっと来たばっかりなのに、あれをもう一度やるのかと思うと気が重い。
名前は生涯一名前にかぎります。夫婦は別姓、子供の姓はジャンケンで決めるというのが一番面倒がなくていいと思います。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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