エール大学

先週は2つの大学でお琴を弾いてきました。火曜日の夜に行ったのがエール大学。何の催し物だか、どこで弾くのかも(エール大学は広い)よくわかんないまま、迎えの車を出すのでそれに乗ってくるようにという指示がありました。車の送り迎え付きなんて初めてです。さすがアイビーリーグ、お金持ちです。それぞれ自分の車で行くから大丈夫です、と師匠が言ったら、過去に道に迷って演奏時間までにたどり着かなかったパフォーマーがいるので、迎えの車を出すと先方は言い張ったそうです。で、前日に確認の電話があって、6フィートのお琴を積めるように助手席のシートが倒れる車かバンにしてくださいね、とお願いすると、「大丈夫、ちゃんと積める車を手配するから」と請け負ってくれました。なかなか感じがいいです。で、翌日、迎えに来た車を見てたまげました。黒塗りのストレッチ・リモ。マンハッタン方面から来る人たちの車もやっぱりストレッチ・リモだったそうです。座席に麗々しく横たわる琴と一緒に一人ででかいリムジンに乗るのは妙なものです。習慣でだだっぴろい車内でも隅っこのシートでシートベルトを締めないと落ち着かない。
エール大学のあるニューヘブンはうちから1時間程度のところですが、実はダウンタウンに行くのは初めて。エール大学関係のリッチなエリアとそれ以外の貧乏なエリアが混在しているということはきいてはいたのですが、なるほど、車で走っていくと、そういう風景が入れ替わり現れます。ダウンタウンの由緒ありげな古い建物は大抵がエール大学関係のものでどれもいかめしい石造り。これでは初めて来るパフォーマーは迷うわけです。会場はそんな古い建物の1つで、もとは個人の邸宅だったような造り。大学のゲストハウスかクラブハウスとして使っているらしい。呼び鈴を押すと、見るからに育ちのいい学生がきちんとスーツにネクタイでお出迎え(もちろん扉にはがっちり鍵がかかっている)。何かのファンドレージングパーティーらしいのですが、アルバイトかボランティアか男女とりまぜて、学生がたくさんウエイターやらウエイトレスをしていました。みんな、いかにも良家の子女。ゲストは、これも典型的な東部のお金持ち、お家柄のよさそうな年配のカップルがほどんど。
別に大学内のツアーをしたわけではありませんが、アイビーリーグの大学の豊かさの底力を感じてしまいました。同じ学費を出すなら、アイビーリーグに入れたいと親が血眼になるはずです。ただ、コネティカット州の中でも貧困問題では1,2を争ニューへブンで、そこだけ豊かさを凝縮したような大学ってことには、ちょっとひきますが。
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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

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