新しいコンピュータ

東京にいる間に使っていた母が遺したノートパソコンがついに立ち上がらなくなって、新しいノートパソコンを買いました。その無線lanのセットアップに四苦八苦して1週間近くかかりました。あっちこっちのテックサポートに電話したのですが、肝心のルーターのテックサポートに電話がつながるのに1週間近くかかりました。最初から必要なのはルーターのテックサポートだってことはわかっていたのですが、あんまり繋がらないので、たいして関係なさそうなメーカーのテックサポートだのブロードバンドのプロバイダーだの、いろいろかけてしまいました。その上、いろいろいじってるうちにわけのわかんないことになり、まだ使いはじめてもないのに、フォーマッティングまでするはめになってしまいました。
日本のテックサポートはどこも受付時間が短い(週日の10時から5時、しかも1時間の昼休憩があったりする)上、ルーターのテックサポートはずっとお話中。ほかのテックサポートは繋がることはすぐ繋がったのですが、ルーターは単価が安いだけにテックサポートにお金をかけてないにちがいない。待たされるのなら待てばいいんですが、お話中では、ひたすらかけ続けるしかありません。暇さえあれば、電話をかけ続けて1週間目にやっと繋がったわけです。繋がったときは間違いかと思ったほどです。いったん繋がってしまうと、日本のテックサポートはみなとても丁寧で親切です。しかも辛抱強い。コンピュータを立ち上げたり再起動したりする間もじっと待ってます。これだけ繋がらないと、いったん繋がったからには、かけた方は絶対きられまいとするから、よけいつながらないんですね。30分ほどテックサポートを煩わせて、やっと問題解決。
テックサポートのテクニシャンは皆さん、アメリカのテックサポートよりはるかに感じよくてヘルプフルでしたが、あの受付時間だと、フルタイムで会社勤めをしている人なんかは、絶対利用できないことになります。みんなどうしてるんだろう。

あっという間

毎年のことですが、日本に来ると、アメリカの生活が100年も昔のことのようにすっとんでしまいます。で、やっておかなきゃと思ってたことを既に完全に忘れています。あっという間に東京で過ごすのも、あと1週間ちょっとになってしまいました。これで、アメリカに帰ると東京でのことが100年前になってしまいます。どうも脳みその中にはアメリカ域と日本域があって勝手に切り替わっているようです。

日本

東京に着いて一週間。いつものことですが、時差ボケなおすのに丸一週間かかりました。今年は去年よりは涼しくて楽。それにしても、これも例年のことですが、日本に来ると何でも美味しいし、なにかにつけて飲む食うチャンスが目白押しなので、すでに太った気がする。
昨日は歌舞伎座に蜷川十二夜を観に行きました。そこそこ面白くはありましたが、やっぱり普通の歌舞伎が観たかった。なんとなく新劇の古臭さみたいなのが台詞のそこここに充満してて、役者もしゃべりにくそうにしていました。菊之助は可愛いし、菊五郎は上手いし、役者が全員手馴れているから、何をやってもある程度観られるものには仕上がるんでしょうが、わざわざ不自然なシェークスピアやらなきゃなんない理由が全然わからない。まあ、歌舞伎座行くだけでもそれなりに楽しめたからいいか。

キャットシッター

もうすぐ帰国です。夏の恒例行事ですが、どういう状況下でも、行く前も帰る前も1週間はすごく慌しい。行く前、つまり今は何が忙しいかというと、留守の間の手配と、出発前に済ましたい山のような雑用。留守中の手配はともかく、雑用はすぐにやらなくてもいいものもあるのですが、一月近くも日本に行っていると、いつも出発前のことをきれいさっぱり忘れてしまうんですね。全てのでき事が百年前のような気がしまして、やるはずだったことが思い出せない。だから、覚えてるうちにやっておこうとジタバタするわけです。で、留守中の手配ですが、何といっても一番の問題は猫です。去年キャットシッターをしてくれたティーンエイジャーがアリゾナに引越してしまったので、新しいキャットシッターも見つけるのが一苦労。結局娘の友達に頼むことになったのですが、なにしろ相手は子供です。うちの娘でもわかるような懇切丁寧なインストラクションを残していかねばなりません。今日は、お仕事の説明をするためにうちに来てもらいました。
キャットシッターのお仕事は日に2回の餌やりと水かえ、日に一度の猫トイレそうじ、およびベランダの鉢植えの水遣りです。猫関連のは、実地でやってみせながら、こまかあく説明しまして、最後は鉢植えの水遣りです。こんなもん誰でもできるべ、と思うと大間違いで、去年のキャットシッターは17歳でしたが、室内プラントにも外のプラントと同量の水をやり続け根腐れさせてしまいました。水が溢れて土が沼状態になるほど水はやってはいけないというインストラクションを残さなかったからです。ティーンエイジャーのアルバイトに常識を期待してはいけません。
今年は室内プラントはありませんが、わたしが魔が差して植えてしまったミニトマトの鉢植えがあります。これがすごい勢いで育って既に青い実をたくさんつけてるんですが、ものすごい水食いで、他のインパチェンスの鉢植えなんかと同じ量では絶対に足りません。だから、トマトには特別たくさん水をやるように、とインストラクションに書いておきました。で、インストラクションをタイプした娘が、キャットシッターをする友達に水遣りについて説明しているのですが、本人は水遣りなんてしたことありません。で、「トマト・プラントにはたくさん水やってね」といいながら「トマトってどれだっけ?」と頼りないことをいっています。うちのベランダにあるのはトマトとキウリ、紫蘇とバジル、あとはインパチェンスだけです。当然、トマトの鉢植えは群を抜いて巨大です。一目瞭然だとうと思うんですが、「どれだと思う?」ときいてみたら、二人して指差したのが一番小さなバジルの鉢植え。まあ、猫さえ生かしといてくれれば、プラントくらい枯れたところでどうってことありませんが、本当に大丈夫なんだろうか。