コンピュータと宿題

気温が高いので(華氏35度)、雪ではなくて雨。この前のブリザードで積もった雪もすっかり溶けました。

娘が今日持って帰って来た宿題は、ランゲージアート(日本の国語にあたるもの)のエッセイ作成。ミドルスクールに入ってから、この手の宿題には、コンピュータが必須となっています。選んだ課題をリサーチして(インターネットで)写真なんかも入れて(ダウンロードして)、ワードで雑誌記事のごとくに仕上げるという課題です。しかもレイアウトは2段組と決まっていて、キャプションなんかもちゃんと入れなきゃなりません。子供達は一人ずつメールアドレスとパスワードが学校から与えられていて、学校のサイトにアクセスして自分のファイルをダウンロードして家で宿題を仕上げてから、アップロードしておくという手順です。実は、こんなシステムがあるってことは私はつい最近まで知らなかったので、コンピュータで宿題をタイプアップしてるだけだと思ってました。が、今日、初めて宿題制作の現場を見て、「お家にコンピュータのない子はどうするの?」と娘にきくと、「お父さんかお母さんのコンピュータを使う」とまるでマリー・アントワネットのようなことをいいます。「家にパソコンがない」ということは「電話がない」とか「テレビがない」というのと同じくらいインパクトがあるらしい。まあ、今時そうかもしれません。アメリカでは携帯電話が思いっきり遅れてる分、パソコンの使用率は日本より高いはずです(ちなみに我が家は携帯電波が届きません)。日本で、どのくらいコンピュータが学校教育に取り入れられているのかは知りませんが、日本の場合「パソコンのない家庭はどうすればいいんですか?」という一言が大きく歯止めをかけているんじゃないかと思います。アメリカで、どうしてそうならないかというと、公立学校区が経済力によって明確に住み分けされているから。いい悪いは別として、親としては多少の無理をしても良い学校区に住むのは当然です。政府がどんなに教育の格差を埋めようとしたところで、格差はどんどん広がる方向に行ってしまうんだな、と思います。

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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

“コンピュータと宿題” への 1 件のフィードバック

  1. >日本の場合「パソコンのない家庭は>どうすればいいんですか?」という一>言が大きく歯止めをかけているんじゃ>ないかと思います。日本の学校の授業で先生が新聞を使おうとして「家から持って来なさい」などと言おうものなら、「新聞とってない家庭はどうすればいいんですか?」という世の中になってきました。それに比べてパソコンは、まだまだみんな持ってる状態ではないですが、地方の学校では県ごとに教育委員会のパソコンネットが構築されていたりして、全校児童50人の小学校に立派なパソコン教室があったりします。仕事で見に行った山の中の小学校では、10年前に起きた阪神淡路大震災のことを調べようとしたら、新聞の縮刷版が置いてある公立図書館は1日2往復しかないバスで片道1時間もかかるため、とても小学生の手にはおえませんでした。そこで、新聞社の記事データベースを使って調べたとのこと。「新しいテクノロジーがこんなに役立ってます」の見本のような話です。もっとも、当時の記事の原文は読めても、写真や図表は出てこないんですけどね。

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