お琴ひいてきました。

娘のミドルスクールのオーケストラ・コンサートの助っ人でお琴を弾いてきました。曲目は「さくらさくら」。子供らのオーケストラに合わせて適当にでっちあげた琴パート。娘は楽器は弾かないのに何故私が出ることになったか、というのは色んな偶然が重なったいきさつがあるんですが、とにかく面白かった。

このあたりの子供らはみんなエレメンタリースクールの4年生から、学校の音楽の授業の一貫として好きな楽器を選んで習いはじめます。ブラスバンド系とオーケストラ系の楽器があって、各学校にオーケストラとブラスバンドができるわけです。習う楽器は一度決めたら途中で変えることはできません。が、やめることはできます。最初はほぼ全員が何かの楽器をやっているのですが、当然、減っていきまして、やめた子はミドルスクールの音楽で何をやるかというとコーラスです。だから音楽吹き溜まり状態のコーラスは学年を追って数が増えていきます。うちの娘もトランペットを1年で挫折してコーラスです。逆に言えば、ミドルスクールになってもオーケストラを続けている子は、本当に楽器が好きな子なので、エレメンタリースクールに比べると、ずっと上手い。とはいえ、せいぜい週1、2回学校で練習するだけの子がほとんどですから、弦楽器なんかそりゃあ頼りない音です。が、リハーサルに行って、調弦してたら、背後で、ものすごくまともな音のチェロが聞こえるじゃないですか。びっくりして振り返ったら、音の出所の男の子はもう手つきからして本格的。当たり前ですが、どの学年にも一人、二人はシリアスにやってる子がいるんですね。どの子もゾロゾロと教室に入ってくるときには、タラーンとした頼りない中坊なんですが、バイオリンでも何でもまともに弾ける子は楽器を弾きだしたとたんに急に大人びた感じになる。これが男の子だと、ぐっと男前に見えます。男の子にはぜひ楽器を習わせるべきだ、と思いました。

で、コンサートになりまして、娘に「ねえ、あのバイオリンの子とチェロの子かっこいいと思わない?」というと「どこが?」と言われました。彼女に言わせると「オーケストラの男の子(クラシック音楽をやってる子)はナードに決まってんだから、絶対にポピュラーなわけない」のだそうです。どうも、この娘とは趣味が合いません。将来、ボディピアスだらけのパンクの兄ちゃんとか、スケボーが上手くてダボダボパンツを膝まで落としてはいてる小僧とかを連れてきそうな気がする。

 

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投稿者: motokokuroda

アメリカ生活も四半世紀を超えました。お料理から政治まで、興味のおもむくままに。

“お琴ひいてきました。” への 1 件のフィードバック

  1. あの~、「楽器好き」として名をはせているワタクシは、NURDってことになっちまうんでしょうか。サックスなんか3本もあるんだが、男前かなあ、俺?弦楽器ならギターは4本、ウクレレ1本。大人びてるかなあ、俺?さてさて、ナードって言葉は、日本ではまだまだ一般的じゃありません。NEETとかLOHASとくらべるとね。

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